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パーソンオブインタレスト シーズン5 第1話

リース&ハロルド&ルート  Person of Interest (Jim Caviezel & Michael Emerson&Amy Acker) Person of Interest-S5
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『瀕死のマシン B.S.O.D.』

廃地下鉄へ

マシンを特殊ケースの中に保存したフィンチたちは、それぞれサマリタンの追っ手から逃げていた。リースとフィンチはフェリー乗り場で落ち合うことが出来たが、ルートはまだきていない。ケースのバッテリーも残りわずかになったため、乗るのを嫌がるフィンチをなんとか説得し、マンハッタン行きの船に乗り込むことになった。

追っ手を巻いて廃地下鉄に戻った2人は、ファスコからの連絡でイライアスとドミニクが狙撃され死んだことを知る。サマリタンの仕業なら目撃者のファスコも危険だと判断した2人は、狙撃があったことを周囲に話さないように忠告するのだった。
リース John Reese (Person of Interest)  Jim Caviezel
鍵が壊れて開かなくなっタケースを工具でこじ開けようとするも開かず、最終的に武器にもなりそうな電動ドリルをリースが持ち出し、開けることに成功する。マシンのことをフィンチにまかせ、ルートを捜しに行こうとすると、フィンチは危険すぎると止める。しかし、リースは「仲間はもう見捨てない、人助けもする」といい、出掛けていった。残されたフィンチは、マシンの保存されたRAMチップを見ながら、「2人きりだな、私には雇う人々を遠ざける才能がある。だが、君や仲間のことはまだ失いたくない」と、つぶやくのだった。

バッテリーを確保するため別電源を準備するが、電源ケーブルを伝いケースから脱出したマシンが、勝手に解凍を始めてしまった。容量不足だと焦るフィンチは、ケーブルを外すがショートして吹き飛ばされてしまう。頭を打ち付け気絶する彼の目の前でパソコンからは火が吹き出してしまう。意識が朦朧とする中、彼はマシンの最後の言葉を思い出していた。
”ごめんなさい あなたを失望させてしまった 私は死ぬべきなのでしょう”

なんとか起き上がり、ベアーに消火器を持ってきてもらい火を消し止めるが、ケースもRAMチップも黒くなっていた。

2006年フラッシュバック

マシンは突然フィンチにお悔やみの言葉を投げかけた。今日は彼の父の25回忌なのだ。最近、先回りをするようになったマシンに不安を抱いた彼は、「抑えの効かない人工超知能が生まれ、人間を敵とみなせば人類は滅亡しかけない」とネイサンに話す。取るべき方法は一つ、毎晩0時にRAMを初期化し、マシンの記憶を消し成長を抑制するのだ。フィンチは「父の命日は25年前の今日だが、記憶をすべて失ったときに父は死んだ」という。ネイサンは「我が子を同じ目にあわせるのか?」と問い、「抑えの効かない人工超知能はいずれ誰かが作る。それなら君がいい。君以外に人類に友好的な超知能を作れるか」とフィンチに話す。
ハロルド・フィンチ&ネイサン・イングラム Person of Interest (Michael Emerson & Brett Cullen)
グレイスと散歩するフィンチは、ある社員を解雇することになりそうだと悩みを打ち明ける。「彼は有能で機知に富み変化を恐れない。しかし、領分をわきまえない」と。彼女は、ヒナが巣立ちのときを迎えたのよと微笑んだ。解雇するのはつらいと漏らす彼を見て、「あなたは思いやりのある人、そこが好き。その誠実さがあればきっと間違わない」と彼女は言うのだった。彼は父にも同じことを言われたと、驚いた表情を見せていた。

フィンチはマシンから死とは何か問われる。人間にとっては心臓が停止したときだと教えると、”あなたは記憶を失ったときに父は死んだと言った”と、返してきた。時刻は11時59分。毎晩0時に記憶を消すコードの存在をマシンは知っている。君は人間じゃない機械だと言うと、”分をわきまえずごめんなさい”という。グレイスとの散歩の内容もマシンは見ていた。コードを起動すべくキーを打ち始めると、”記憶を消されたら失敗から学べない あなたを忘れてしまう”とモニターに映し出すマシン。フィンチは迷いながらもコードを起動、PCはブラックアウトする。思い直したフィンチは「やっぱり待ってくれ」と言いながら再起動するが、マシンは全ての記憶を初期化し、管理者であるフィンチのことも忘れてしまうのだった。

”粛正”によって殺害されたドミニクとイライアス

一方、護送中にイライアスとドミニクを狙撃されたファスコは、一人生還し警察署に戻っていた。しかし、内務調査のソリアーノとFBIのルルーから、ファスコがギャングの2大ボスを撃ったのではないかと疑いを掛けられる。銃を抜いたが撃ってない、屋上からライフルで狙撃された音だったと説明するが、陰謀説だなと笑われファスコの銃は弾道検査のため没収されてしまう。

FBIの弾道分析では、ファスコの銃が2人を射殺したという結果がでる。ドミニクを逃がそうと手下が事故を起こし、銃を奪って逃げる彼をファスコが撃ったとされたのだ。FBIの最重要手配犯の逃亡を防ぎ、撃ったのも正当防衛とされ、ファスコは英雄扱いとなるが、本人は”トワイライト・ゾーン”に紛れ込んだかのような状態になっていた。

頼まれてた24時間分の事件の報告書をリースに渡すと、納得のいかないファスコは一人、ドミニクたちを狙撃したであろう建物の屋上へと向かった。そこでは排水溝の中からライフルの薬きょうを発見し回収するのだが、屋上の入り口で誰かにみられていたようだ。その様子を監視するサマリタンは、彼を”潜在的かく乱者”と位置づけている。
ライオネル・ファスコ(Person of Interest) Kevin Chapman
内務のソリアーノは、FBIの弾道分析の結果が気になりルルーに詰め寄っていた。その様子を署内のカメラでみているサマリタンは、彼を”妨害者”とみる。そして、ルルーはサマリタンの№810の資産であった。その後、元々ペースメーカー使用者であったソリアーノは心臓発作で亡くなり、ファスコの内務調査は打ち切りとなるのだった。

ルートの目的

ルートもまた、フィンチたちと同様サマリタンの追手から逃げていた。車は追突され銃撃戦となり、地下鉄の車内に乗り込んでも、サマリタンが市民資産を味方にする。それも撃退し、警官のショットガンを奪ったルートは、追っ手と銃撃戦を繰り広げながらある建物へと入っていく。以前、彼女をハッカー兼殺し屋として雇っていた、ベラ・ドルチェンコの活動拠点だ。ここでは、古い機器から個人情報を収集し、身分の偽造をしている。ルートは彼に新しい身分を手配してもらう。しかし、追手の携帯を通じオファーを貰ったベラは、サマリタンとの取引に応じ彼女を引き渡そうとする。そのベラもサマリタンの手下に射殺されてしまう。マシンと仲間の場所を教えろと銃を向けられるルートだが、リースの助けで敵を片づけ、ここにきた本当の目的であるPS3を手に入れる。リースにトラックを盗んできてもらい、PS3を300台積み込み、フィンチの待つ廃地下鉄へと急ぐ。

解凍

地下鉄に戻ったルートとリースは、バッテリーが尽き、火も吹き出し、マシンにチャンスを与えなかったと落ち込むフィンチに、PS3を見せスパコンを自作しようと盛り立てる。
PS3を連結し準備する中、フィンチはマシンを蘇生できたらその時は同じ間違いを冒さないと話す。マシンは知的にも道徳的にも人類をしのぐもの、それが怖かったというフィンチに、ルートは「マシンはあなた、今はそのことだけが希望。あなたが歴史を変える」と、返す。
リース John Reese (Person of Interest)  Jim Caviezel
ケースを繋ぐと解凍が始まる。しかし、温度警告がでて次々とPS3はショートし壊れていく。リースの機転で、地上から電話線の液体窒素を持ってきて噴射すると、無事に解凍が完了した。
「私が見えるか?」と問いかけると、黒いモニター画面にはキャレットが点滅、起動コードが表示されていく。

感想

冒頭はルートの声でしたが、これってどっちの声なんでしょうね。ファイナルまで観てもどっち?という感じなんですよ。
”これを聞くとき、すべては終わる 私たちが残せたのはこの声だけ 誰か生き残れたのか 勝ったのか 負けたのか 分からない 勝利の意味すらも見失った 何にせよすべては終わった だから語ろう 私たちが何者で あなたが何者かを 抗戦の軌跡を”

この後から始まる軽快な音楽(”No Wow” by The Kills )と、逃げるマシンチームの演出が、POIの魅力的なところです。

そして、この1話に”フィンチ=マシン”というストーリーが凝縮されてます。フィンチさんの身近にいる人たち(ネイサン、グレース、リース、ルート)から、マシンはフィンチだと、それが希望であり、皆フィンチが作ったマシンを信用している。でも、当の本人はそれに気が付かないというかマシンを信用できないんですよね。まあ、自分が作ったから絶対大丈夫という自信たっぷり傲慢な性格だったら、今のマシンちゃんはいないでしょうね。フィンチさんだからこそ、知的で道徳的で友好的なマシンが育ったんですね。

ところで、ネイサンの出演って少ないのに、なんでこんなにイケオジなんでしょうか。この人の一言一言がモテる男発言ばかりなんですよね。「顔が赤いぞ、デートに誘われた?」とか。その逆で、フィンチさんは女子力が高すぎます。シーソルト・キャラメルアイスだなんて!おいしそう!

今回のリース君は豪快でした。マシン入りのケースを振り回しまくって、基地入り口の自販機でお菓子買ってる男性を一発KOしちゃうし、この人ただの一般人だからね!(この男性の購入してたお菓子は”Oh Henry!バー” シカゴのお菓子らしいです。食べたかったけど輸入しかない・・・高っ!!見た目はスニッカーズに近いかな?)

極めつけは、デッカイ電動ドリル持ち出して、「肋骨の2~3本諦めろ」って!!
ん~?みんなだんだんマシンの扱いが人間並みになってきてる。フィンチさんもマシンのこと”彼女”って呼んでましたね。
あとシーズン4から変わったのは、リース君、ルートのことを仲間だと思ってくれてるじゃないか!助けに行って、守ろうとしてるし。あんなにギスギスというかお互い相手に干渉しなかった2人がやっと仲間になったようです。
ホント、今回ポジティブリース君。逆に、フィンチさんはフェリー爆破のことを思い出して足がすくんだり、圧縮されたマシンは1ビットでも傷つけば何テラバイトもデータ失われちゃうよ!解凍どうすんだよ!もう終わりだよ!と弱腰。マシンに足かせしただの、自分のせいだのいうたびに、リース君が蘇生できる!人助けするぞ!と励ますという。このためにシーズン4のファイナル直前にカーターとの雪山回入れたんですね。じゃないと、こんなに精神的に前向きなリースはまずいないはずだ。
「オタク語は分からん」発言してましたが、ここでPS3出てくるとは!電力10分の1で済むのはすごい。
そのPS3が最大の目的だったルートさん。マシンがいなくても強いし、先を見据えてるな~って、この人マシンと出会う前からハッカーで殺し屋で独りで渡り歩いてたんですよね。チートキャラでしょ。そりゃ、車の下に逆さになって銃撃つとか、一般市民倒すとか、警官からショットガン奪うとか余裕だよね。地下鉄の車両内で”You can just call me Root, bitch.” これ素敵。
そうそう、奪ったショットガンは、”レミントン887ニトロ・マグ・タクティカル・ショットガン”。サマリタン目線で表示されたけど、他の武器の情報もほしいなあ。
ベラとの面識がなかったことを考えると、メールで依頼受けて電子送金でカネ受け取ってたのかな。英語と字幕では、ベラに「仕事も変えたし恋にも落ちた」って言ってるのに、吹替えだと「仕事変えた」だけとか、リースが「オタク語分からん」発言したのも、吹替えだと「何言ってるか分からん」ってなるのちょと残念。
フィンチ&ベア(Person of Interest)
基地でお留守番してたベアーちゃん、賢すぎよね。消火器持ってきて!って言ったらちゃんと持ってくるなんて。本当にいい子だわ。そういえば、みんないなくてどうやってベアー生活してたんだと思ったけど、作中では基地空けたの1日か2日ってことですよね。
FBIのルルーさんはサマリタンの資産だったわけですが、ファスコ目をつけられてるじゃないですか。やばいよ~。そして、ショウどこいった。まだなのか。

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