『体のほてり The Tightening』
ピスカテラ侵入
所内へ単独侵入したピスカテラは、誰にも気づかれないように、レッドの仲間たちをひとりひとり攫っていく。まずはピスカテラが侵入した時に備えワナを仕掛け中のフローレスを攫う。
その後、クスリの影響の出ていたレッドを介護していたニッキー、そして、リンダとイチャイチャしようとしていたブーが攫われる。
ニッキーたちが消えてることに気づいたレッドは、パイパーとアレックスにピスカテラが侵入し皆を攫っていると騒ぐが相手にされない。
その後、パイパーたちも消えてしまう。
そんな中、料理本にフリーダの隠れ家の地図が挟まっているのが見つかるが、レッドはそれをピスカテラのメッセージだと勘違いして探しいく。
偶然にも捕らわれたニッキーたちを発見し救出しようとするが、そこにピスカテラが帰ってきた。
ソ連時代のレッド(フラッシュバック)
若きレッド(ガリーナ)は同じ工場で働くドミトリと付き合っていたが、どこにも連れて行ってくれない彼に飽きていた。ドミトリとのデートをやめ、同僚の女性と隠れ家的なパーティーへ、そこでパーティー主催者の男性と出会い革新的な彼に惹かれ付き合う。その当時違法なジーズン販売をする彼をレッドも手伝うことになる。だが、仲間が次々と警察に捕まってしまうと、彼は仲間とジーンズを捨てて逃げようという。意外と臆病な彼にレッドは激怒し別れる。
レッドが工場勤務に戻ると、元カレのドミトリからロシアを出ようと誘われる。移住が可能なユダヤ人ならアメリカに行ける。業者に頼んでユダヤ人の親戚を手配してもらえば可能なのだ。
渋っていた彼女は、偽りの結婚をして国を出たあとは好きなようにしていいといわれ、案外行動的な彼を見直しロシアをでることを決意する。
メンドーサ
カプートからの助けでピアソンと連絡をとることになったメンドーサ。息子が集中治療室にいるため一時出所を申し出る。ピアソンは人質になっている看守たちの解放を条件にするが、メンドーサは怒って電話を切ってしまう。
しかしその後、彼女は一ヶ所に監禁されている看守たちの元へ向かう。ウィジャたちが見張っているため、彼女たちと一緒に見張りをしながら解放のチャンスを伺うことになる。
ダヤ逮捕
ダヤは刑務所から出て警察へと引き渡される。
刑務所に駆けつけた母のアライダはその現場を見ることになる。
交渉の続き
テイスティは再度フィゲロアと交渉を再開する。
教育プログラムについて話し合うが、1週間前に工事現場で看守の遺体がでたことなどで難航。
彼女はカプートをトイレから解放し、力を借りることにする。彼も教育プログラムはただの奴隷労働だったといい、受刑者たちの味方になってくれた。
リンダ
ブーとはぐれたリンダは、カプートを探しまわる。フォゲロアと話し合い中の彼に刑務所から出してもらうよう助けを求めるが、頭のおかしい囚人扱いを受ける。
その後、ヒールを履いていた人質だとバレてしまい逃げることになる。
感想
ピスカテラ侵入で若干ホラーになってきました。
イチャイチャからのホラーは定番でしょうか。パイパーとアレックスがシャワー室でヤろうとしたときシンディおったんかい。
フローレスは前回ワナ失敗したときの画びょうが、そのまま背中にたくさん刺さったまんま、痛そうでした。
フラッシュバックは最後まで誰かよくわかりませんでしたが、レッドさんですか。ロシア語だからレッドだろうとは思ったけどガリーナって名前じゃわかんない。
ピスカテラと対峙するラストのレッドのロシア語と振り返りとED曲、カッコ良すぎです。しかも、ED曲はロシア語のCalifornia Dreamingだなんて。Mumiy Troll(ムミー・トローリ) というロシアのバンドがカリフォルニアドリームをカバーしたものなのですが、このバンド、ソ連時代「最も危険なバンド」というレッテルを貼られたそうな、今回のフラッシュバックと連動していますね~。あとバンド名はムーミンを連想させているという。
ところで、リンダさんがバレたようですね。どうなるんだろうこの人。今シーズンで一番動向が気になる人です。囚人じゃないのにね。ハンフリーやピスカテラみたくひどい人間ではなかったのにこの仕打ち…。
そうそう、スーザンがバカ殿みたくなってましたがかわいかったです。まあ、向こうでは差別的な意味合いがあると思いますが私の中ではバカ殿でしかないです。