『トロッコ問題 Tied to the Tracks』
ハンフリーのメール
ハンフリーからメール(レッドがハンフリーに成り済ましピスカテラをおびき出そうとしている)が届いたピスカテラ。自分が密かに所内に入る作戦を対策チームに申し出るのだが、知事から交渉をするよう命令が出ていると一蹴されてしまう。
交渉
交渉人として所内に入ってきたのは、あのフィゲロア(元女所長)だった。囚人たちの要求リストは筋が通っていて前向きだという理由から交渉役を引き受けたのだ。
フィゲロアとの交渉は順調だったが、看守が撃たれた情報を隠していたことから、恩赦は絶望的に。全員の恩赦と引き換えに、看守を撃ったダヤを引き渡すことになる。
TV生出演
暴動の起きた刑務所を知る人物として、出所直後の著名人ジュディとダヤの母アライダがTV生出演する。
ジュディは暴動のきっかけが、一人の若い受刑者(プッセイ)の死だと話す。アライダはMCCの待遇がひどいことや、教育や更生プログラムを提供しないこともあげる。
暴動が始まった時に受刑者が看守を撃ったとジュディは口を滑らせる。英語しか話せないラテン系が撃ったとの証言に、アライダは娘のダヤのことだとわかりショックを受ける。
ダヤ(フラッシュバック)
10代の頃のダヤは、女友だちの白人クレアと男友達のパオロの3人でよく一緒にいた。
クレアはパオロが好きで告白を決意。そんな彼女をダヤは応援していた。
とある日、母親のアライダから「パオロはダヤのことが好きみたいだ」と言われその気になったダヤは、クラブで踊っている時に彼にキスをする。
しかし、「小さい頃からのつきあいで今さらその気はない、クレアが好きだ」といわれてしまう。
その後、ダヤはパオロにもクレアにも避けられてしまい「ママはなんでもぶち壊す」と母親に八つ当たりしてしまう。
自分で決めたダヤ
メンドーサは警察に捕まることが明白なダヤを探し、母親と電話で話すように促す。なんでも母や周りの人間のせいにするダヤに「やったことは自分の責任よ」と、携帯を渡す。
アライダと連絡をとるが、警察に嘘をつくように言う母の電話を切り、もう二度と人の意見に惑わされたくないと意を決したダヤは、パウエル(エロひげの母)と連絡を取る。
アーマリア(赤ちゃん)は死んだというのは母親の嘘で、生きていて里親に預けられていることを打ち明けた。そして、パウエルに一生育ててほしいとお願いする。
娘をパウエルに育ててもらうことになったダヤは、フィゲロアの前に姿をみせるのだった。
メンドーサの息子
メンドーサの息子ベニーはチンピラに襲われ意識不明になっていた。脳に血腫ができ集中治療室にいる彼に会うため、外のトイレに監禁されているカプートに一時出所を頼む。
カプートをトイレから解放させるとメンドーサが皆から半殺しにあうため、彼は自分のオフィスにある電話の3番を押すように彼女に伝え、一時出所を望むならこの暴動の収拾に協力するよう助言をした。
その後、メンドーサは皆が見てない間にカプートのオフィスへと忍び込むと、指示通り3番を押す。つながった相手はMCCのピアソンだった。
リアンたちの嫌がらせ
トイレに用を足しにきたペンサタッキーだったが、リアンたちに嫌がらせをされ使用できない。
外のトイレも長い行列なうえ、またも邪魔をされ仕方なく廊下の隅で用を足すことに。
助けを求めるもブーはリンダを落とすのに忙しい。リアンたちの執拗な嫌がらせにキレたペンサタッキーは、アンジーに頭突きをして外の簡易トイレに監禁されることとなる。
レッドのおびき寄せ作戦
妊娠報告後(5×7)夫ビニーが走り去ったことに絶望したモレロ、そしてニッキーが薬局を陣取っているとレッドとフローレスが興奮した状態でやってきた。
2人がビタミン剤だと思い服用していたのは医療用のスピードだったのだ。
ピスカテラが前の刑務所で人を殺したことを突き止めたレッドは、彼をおびき寄せて自白文を書かせる作戦だったが、逆に皆殺しにされると気付き青ざめる。
モレロがハンフリーの携帯から「奇襲は中止する」とメールを送るが…。
単独突入するピスカテラ
TVでハンフリーが撃たれたことを知ったピスカテラ。
ピンタレストには危惧していた己のデコパージュ画像が出まわり、笑いものにされる。
その夜、彼は一人武装しこっそりと所内へと侵入した……。
感想
若い頃のダヤ、似てましたね。若い頃こんな感じなんだろうなと思ったら、ダヤ役の方のリアル娘さんが演じていました!!そりゃそっくりなわけですよね。にているのも驚きですが、こんなに大きなお子さんがいたことにも驚きです。
ドラマの中のダヤは、赤ちゃんのことなどやっと自分で決断することができたし、『トロッコ問題』で引き渡されるより、自分で姿をみせたのは良かったと思う反面、これからが大変そうですよね。なにげにシーズン初期から看守との恋愛や妊娠など、影の主役かなというほど様々な問題ばかりですね。
そして、エロひげ久しぶりだな。まだ自分の子だと思っているのか。
このエロひげもそうだけど、看守たちと刑務所ごっこするスーザンに、リアンたちから嫌がらせうけているペンサタッキー、最初は濃くてやばい奴だなと思ってた人たちが今はなぜか応援したくなるような事態になってる変な感じ。いや、エロひげだけは応援したくはないが。
フォゲロアさんがでてくると、カプートのアレが「ビール缶」なみであることばかり思い出します。
フローレスはピスカテラにワナ仕掛けようとしてるけど、お約束で自分が罠にかかるという。しかも、ピスカテラが侵入した経路って違う扉だったね。