パーソンオブインタレスト シーズン5 第2話

ハロルド・フィンチ(Person of Interest)Michael Emerson

『混乱 SNAFU』

マシンのエラー

マシンの再起動は成功したが、エラーが出続ける。バグが直らないと番号を出すのは不可能であるため、フィンチはリースと共に新しいサーバーを強奪することになった。バールと閃光弾を不器用に扱いリースの後に続いて店に押し入るフィンチは、目当ての品である次世代GPUブレードサーバーを見つけると笑顔になる。

仮の身分がなく外出できないルートのお使いも済ませ基地へと戻ると、彼女はウサちゃんスリッパを履き上機嫌で寝室を模様替えする。ベアはもう1足のウサちゃんスリッパを噛み噛み用に貰い嬉しそうだ。サーバーを強奪したフィンチも車両のドアをワイヤレスで自動開閉に改築して機嫌が良い。
ベアー(Person of Interest)
車両の中にはマシンの頭脳を築き、奪ったGPUは神経系として車両外へ。地下鉄の暗号化システムを使って政府の監視フィードに潜入し終え、これでマシンはすべての情報を取り戻せる。

街中にリースを配置させ、マシンに主要資産を捜してもらう。テストの結果も成功、主要資産である黄色のマークも表示される。オープンシステムになったことで人々の情報が全て出てくる。そんな中、フィンチは人々の中からグレースによく似た後姿を一瞬見つけるのだった。ルートは復活したマシンでサミーンを検索にかけるが、どこにもヒットしない。それを見たフィンチは、ショウが表に現れた時は知らせてくれるようにセットしていると声をかける。

人助けを再開すると30個の番号が一気に弾き出された。リースとファスコに手分けしてもらい対象者の元に行ってもらうが、爆破予告はガキのイタズラだったり、殺害は芝居の中だったりと、マシンは暴力を検知しているけど正確に処理できていないようだ。モニターに映る人々の顔もぼやけている。フィンチは、またもその中からグレースと思われる人物を見てしまう。彼女はイタリアにいるはずなのにおかしい。不具合が無いか診断するため、資産であるフィンチ、リース、ルートについてマシンに尋ねてみることにした。すると、突然、モニターはブラックアウトしてしまい、車両の自動ドアも閉じられてしまう。マシン目線では、フィンチとルートを”脅威”と特定、赤いマークを表示していた。

DAY ”R”

————-マシンはフィンチの教えを忠実に守っていた。彼から受けたレッスンは、善と悪を認識すること。この世には許されない悪がある。殺人や暴行、性的暴力や拷問。フィンチは2枚の写真をマシンに見せる。カルロ・ブレダは1965年に死ぬまでマフィアのボスだった。フランク・ホブスはブロンクスの店主でマフィアの支払いを拒否した。ブレダ氏と彼の部下はホブス氏を家族の前で拷問した後、店主の身体を切り裂き川に捨てたのだ。被害者一人に加害者一人。善人と悪人。どっちが善人だ?と、彼はマシンに尋ねた。————–

フィンチとルートは車両に閉じ込められてしまう。援護を呼ぶにも刑事2人は28人を捜索中だ。その間にも電話は鳴る。ルートは空の特殊ケースで窓を割り車外にでると、新しい番号を受け取った。

その頃、リースは次の対象者を監視していた。仮釈放中のジェフ・ブラックウェルは、日雇いのペンキ塗りに精を出していた。彼は12年前に飲酒運転と信号無視をして事故にあい人を殺しているが、今は更生してる模様だ。ファスコのあたってる番号は、50年前の殺人事件だった。名前はカルロ・ブレダ。その名を聞いたフィンチは、マシンが過去と現在が区別できていないと気付く。逐次処理に問題があるため、セーフモードで再起動しようとするが、マシンはルートの耳に攻撃を仕掛け対抗処置をとってきた。コードを書き換えられるのを恐れている。我々は何者だ?とマシンに問いかける。すると、モニターに映されたのは”脅威”の文字と、赤いマーク。2人は唖然とする。
ハロルド・フィンチ&ルート Harold Finch&SAMANTHA GROVES / ROOT  Person of Interest (Michael Emerson&Amy Acker)
リースとファスコが残りの対象者を調べた結果、27人中4人は架空のキャラで21人は既に死亡、その内5人は最近自殺していた。残る番号は2人、タルサからの旅行者ローリー・グレンジャーと、賭博関係のジェラルド・マンチーニ。リースは旅行者のローリーを捜しに出掛けようとするが、ちょうど彼女が警察署を尋ねてきた。友達のアパートにいたら窓際で音がして飛び出してきたという。近くのアパートだから一緒に見に来てくれということだった。そこにフィンチから、マシンが攻撃をしてきて助けて欲しいと連絡が入る。リースは彼女に警察署に残るようにいい基地に戻ろうとするが、彼女はリースの後をついてきて突然発砲してきた。彼女はマシンが雇った刺客だったのだ。女と銃撃戦になるリースだが、弾も尽きた。応援に来てもらうためファスコに連絡するが、彼も他の対象者の対応中だった。対象者の家に借金取りがきて射殺されようとしたところをファスコが救い出すことに成功する。

リースの助けも得られそうに無いフィンチたちは、「我々は味方、人を助けている」と声をかけマシンに近づく。しかし、マシンは今までルートが行ってきた殺人をモニターに映し出す。同様に、マシンを殺すフィンチの姿も映し出した。状況を打破するべく、ルートはデスフルランを持ち出す。揮発性が高く危険なものだが、全身麻酔に使える。頭の中にマシンがいる彼女は人質状態だが、気絶すれば攻撃はできない。マシンとフィンチ一対一で話し合うように言うと彼女は眠った。フィンチはマシンの元にいき、セーフモードにすると話しかける。「父と呼んでくれただろ、私が君を育てた。」すると、モニターには昔のフィンチが映し出される。

”悪人と善人を区別せねばならない。テロリストと無用の人々は違う。アヌビスのように1人ずつその腎臓の重さを測らねばならない。欺くものを信じるな。我々が誤った時は君が最後の砦になるのだ。”

マシンは忠実にフィンチの教えを守っていた。彼は昔と考えが変わったこと、皆必死に生きてる、最善は尽くしたことを話すがマシンには伝わらない。二度と傷つけないというと、”今私を傷つけてる”と返ってくる。何かに気づいたフィンチは今日が何日か尋ねる。マシンは”DAY R”と。実数全体を表す”R”。マシンには今日が”毎日”なのだ。「私は君を42回殺し、君は42回生き返ることを繰り返した」。彼は時間を把握させるために、今まで救ってきた対象者のファイルを一つずつマシンにみせはじめた。最後のグレースののファイルを見せると、彼らの番号を頼りに時間を把握するように指示する。命を救うことは間違いなく善、常に善ではいられないが我々は最善を尽くすと語りかける。時間を把握したマシンは、彼を管理者として認識し謝る。刺客を止めるように言うが、前払いで依頼したと返事が返ってきた。リースは自力で刺客の女を止めるハメになるのだった。

マシンが正常に戻り、対象者の件も片付いた。オープンシステムは危険で反対だと言っていたフィンチだったが、当分はこのままオープンにしておくようだ。ルートはマシンから仮の身分を用意してもらい外に出られるようになる。リースは嫌々ながらもNY市警のボウリングに参加するようになった。公園でピクニックをする4人は束の間の休息をとるのだった。
リース John Reese (Person of Interest)  Jim Caviezel

新たな資産

31名の対象者の中にいたジェフ・ブラックウェルは、ペンキ塗り以外の職を探すため雇用センターを訪れていた。だが、対応に当ったのはサマリタンの資産、№295の女性。犯罪歴を気にする彼に、あなたを評価しているという。彼が仕事を請けると言うと、サマリタンの資産№704と表示が変わる。

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感想

ルート SAMANTHA GROVES / ROOT  Person of Interest (Amy Acker )
オープニング途中まででマシンまだ本調子じゃないって分かる演出でした。そして顔認識エラー楽しい。リースを演じるフィンチさんとルートが素敵だし、ルートを演じるファスコとフィンチさんの気持ち悪さがクセになります。みんな上手すぎでしょ、特徴捉えてます。
身分の無いルートさんは外に出られないようですが、前回カメラに向かって「ルートよ!ビッチ!」とか、言うからじゃないですか!何してんですか!しかも、仮眠1時間で7日分の睡眠ってどゆこと?!もうほんとチートキャラ。そんな彼女のためにお使い頼まれるフィンチさん、お尻パンッってされて大いに戸惑ってらっしゃるし、慣れない強盗姿が弱弱しくてヒロインだったことを思い出しました。
ハロルド・フィンチ&ジョン・リース(Person of Interest)Michael Emerson & Jim Caviezel
しかもこの強盗してるとこマシンに見られてて、あとでフィンチさんたちの悪事を査定する映像でバッチリ出ちゃってました。細部の演出までこだわっててやっぱりPOI好きです。

ルートのお使いの内容に不満ありげなリース君でしたが、スリッパ自分の分も欲しかったのかな?そんな彼に、友達作れってサラリというフィンチさん、そして、同僚から無視される彼をあざ笑うファスコさんの”リースは友達いない”説がリース君可哀そうだけど吹いた。最後は嫌々ながらもボウリングの幹事をすることになったようですが、絶対続かないと思うよ。ボウリングの球で自分の頭を殴るほうがマシだし、ファスコの口に黄色のユニフォーム突っ込むほうが楽しいしね。それと、シーズン4の最後に、無事に戻ったら真実を話すとアイリスに言ってたけど、何も話してないようですね。オープンシステムのマシンがリース君の情報出してくれましたが、”62人の死者行方不明者に関与”してるリース。ん~、リース君もっと人数多いと思ってた。助けた人の数も多いと思うけど、殺した数とかもっとありそうなんでうが気のせいですか?膝撃ちぬいた数はハンパないはずなんですが・・・。

なにげにファスコさんが最近英雄扱いすごいですね。2大ギャングのボスやっつけことになってるし(サマリタンの陰謀ですが)、今回も対象者救って新聞に載るし、もうそろそろ昇格じゃないでしょうか?留守電がファスコネーターなのも頷けます。

今回マシンの内部のデータや映像が多数でてくるんですが、第一話からの映像が出てくるのがワクワクしますね。しかもファイナルまで見てもう一回見ると気づくんですが、今までの対象者のデータは主要な人たちばかりが映し出されてて・・・。ああ、だからこの人たちだったのかと思うところもありました。

マシンを使ってショウを探すルートさんに、グレースを映してって言っちゃうフィンチさん。どっちも大事な人のことになるとマシンを使おうとするのが、なんていうかやっぱり人なんだなって、どんな善人でも人はこうなんだなって思った。

ピクニックにきてるのに、周りの人たちを見ながら「無知で愚かでおめでたい人たち」って言っちゃうルートさんの蔑み方がさすがルートさんでした。そんな彼女も、マシンちゃんから今までの悪事を映像化されると言い訳したり、フィンチさんから「マシンより君を選ぶ」と言われたときの慄き方とか、信頼してる人から強く出られるとアタフタするとこおもしろい。とりあえず反抗期を迎えた娘(マシンちゃん)に手を焼いてる夫婦(ルートとフィンチ)にしか見えなった今回。マシンちゃんに攻撃されてるのに「語りかけてくれた~!!」って喜ぶルートさんがキモくて素敵。フィンチさんも「人を傷つけるなと教えたのに!」って完璧親モード入ってますよ。
そんな反抗期なマシンちゃんは刺客を前払いで依頼しちゃうんですが、静かな動きでリースに連絡とろうとするフィンチさん、その後の「早くにげて~~~!」の変わりようが最高でした。

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