パーソンオブインタレスト シーズン5 第5話

ライオネル・ファスコ(Person of Interest) Kevin Chapman

『銃声探知システム ShotSeeker』

番号対象者

リースはショットシーカー(銃声検知システム)の分析官、イーサン・ガーヴィンを監視する。通称”マイクの番人”、街のマイクで銃声を拾い場所を特定する仕事だ。彼の担当は銃声か雑音かの判断をするのだが、銃の種類まで言い当てるほど彼の耳は正確だ。

仕事を終えたガーヴィンを尾行すると、クルーパ・ナイクという女性の部屋を訪れ彼女をストーカーしていることが判明する。銃を取りだした彼は彼女の部屋を強引に蹴破り入っていくと、誰もいない部屋で銃を発砲する。リースはその場で彼を取り押さえ理由を聞くと、3日前の午前2時にこの部屋で銃声があったが、システムは爆竹と判断。そのうえ、この住人のクルーパはその後行方知れずになっているという。彼はその音が爆竹ではなく銃声だったと波形で証明する。彼女の隣人でクラスメイトのメアリーも何かを知ってて怯えているようだ。クルーパは殺人事件に巻き込まれ、ガーヴィンはその犯人から狙われてるのかもしれない。彼を守るため、クルーパの失踪を調べることになる。手掛かりは、彼女の失踪届を提出したベンジャミン・ハース。飢餓の無い世界を目指すNPO法人の代表だ。

そこに向かおうとするが、イライアスの会計士ブルースがファスコを脅している知り、リースはその対処に当たる。

ファスコにはガーヴィンと共にNPO法人”フィード・ザ・グローブ”へ向かってもらった。しかし、到着寸前、ファスコは車からこちらを見ている怪しい男たちに気づく。NPO代表のハースによると、クルーパは生鮮食品を粉にして消費期限を2年延ばせる新技術は開発をしたという。その研究を買おうとした”ハーヴェスタ”のJ・D・キャリックを断り、彼女はこのNPO法人を選んだ直後に失踪した。彼の敵はよく消えると有名だ。しかも、3日前の午前2時頃、会社のサーバーからクルーパのファイルが盗まれたという。
話しを聞き終え外に出ると、ショット・シーカーから複数の銃声を検知したとガーヴィンに通知が入る。だが、場所は今2人がいるところ、しかも容疑者の服装はガーヴィンと一致する。ショット・シーカーのシステムを誰かが操ったようだ。次々と急行し彼を撃とうとする警官たちをファスコは必死に制止すると、彼を保護するために署に連れて行く。

ブルースにファスコに近づくなと話をつけ署に戻ったリースは、メアリーから会いたいと連絡のあったガーヴィンと一緒に、待ち合わせ場所へ行く。だが、その場所にいつまでたっても彼女は現れない。

その間に、フィンチとルートは、NPOとショット・シーカーへのハッキングを追跡するのだが、ハッキングの痕跡がなかなか見つからない。やっと発見できたのは、”ハーヴェスタ”のキャリックのPCからNPOのサーバーに行われた痕跡。盗まれたファイルの中を見るが巧妙に暗号化され開くことができない。

その頃、ファスコは先程の銃声の容疑者に関する匿名の通報があった公衆電話を調査するも、目撃情報なしのうえ、受話器も壊れていることが判明する。

ちょうど、廃地下鉄には新しい番号を伝える電話が鳴り響く。フィンチは、メアリーと会えたかリースに連絡するが、突如、銃声が鳴り響く。場所はリースたちがいる大学構内。だが、システムは車の破裂音として処理していた。ガーヴィンが音を確かめると本物の銃声だ。何者かによって隠ぺいされたようだ。しかも、先程弾き出された番号はメアリーのものだった。リースとガーヴィンが銃声のあった場所へ行くとメアリーが撃たれていた。犯人も隠れていて撃ち合いとなる。応援にきたファスコにメアリーたちをまかせリースは犯人を追った。

故障中の電話から匿名の通報、見つからないハッキング痕跡、今回の件で得をするのは”ハーヴェスタ”だが、実行犯はサマリタンであるとフィンチは確信する。

犯人は車で逃走し、リースは男を逃がしてしまうが、別の何者かによって拉致されてしまう。マシンにリースの居場所を探ってもらうが不明なままだ。撃たれたメアリーは死亡し、相棒が失踪したファスコは、警官たちを集め相棒を捜す様に指示を出す。このままではファスコもサマリタンの標的になると危惧するフィンチは、敵の正体が分かるまで慎重に行動するよう彼に忠告するが、「あんたは知ってるくせに俺に隠してる。他殺は減ってるが自殺と失踪は増えている。失踪者だらけだ。ジョンまで失ってたまるか」と、ファスコに返されてしまう。
ハロルド・フィンチ&ルート Harold Finch&SAMANTHA GROVES / ROOT  Person of Interest (Michael Emerson&Amy Acker)
ルートは手がかりをマシンに出してもらう。メアリーがクルーパからハードドライブを渡され、それを犯人が狙っていることが判明すると、メアリーの部屋と向かう。既に敵に先を越されていたが、まだ例のドライブは発見してないようだ。ルートが先に発見すると、彼女に気づいた敵と対峙することになる。敵の男はリースのこともサマリタンのことも何も知らない歯車の一つにすぎなかった。彼女は、サマリタンの言葉は聞こえはいいけど信じないように男に忠告し、ドライブを持ち去っていく。

その頃8分署では、ガーヴィンを連れファスコが戻っていた。彼が行く先々で発砲沙汰が起きるため、彼が勝手に動かないように机と手錠で繋いでしまうと、署に連行された”ハーヴェスタ”のキャレックを尋問しはじめる。

一方、廃地下鉄でお留守番するフィンチは、犯人の男が逃走に使った車のナンバーをマシンに捜してもらう。一度見失いかけたが、その後、8分署の前に現れた。ファスコに危機が迫ってることを連絡する。ガーヴィンに襲い掛かろうとしたサマリタンの手下をファスコは逮捕するが、カメラで監視するサマリタンは増援を派遣していた。

廃地下鉄に帰ったルートは、手下の顔に見覚えがあったと話す。調べてみると、彼は以前対象者だったジェフ・ブラックウェルだった。マシンは正しかったのだ。ルートはまた会う気がするとつぶやく・・・。
持ち帰ったドライブを調べると、クルーパのバックアップデータが入っていた。キャリックのPCにあった盗まれたファイルは、暗号化され誰にも開けないことから、クルーパ殺しの罪をキャリックに着せるためのワナだと判明する。サマリタンがガーヴィンを狙うのはクルーパの研究データが見つかると困るからだ。その研究データを公開してしまえばもう彼は狙われないだろう。ルートはすぐに15の科学誌にアップロードするというが、フィンチは本当にそうすべきか迷っていた。なぜこの研究が危険視されるのか・・・。ルートは、「サマリタンの思惑を探ってもムダ、人の命を救いたいならサマリタンの逆をいけばいい」と説得し、クルーパーの研究「2皿目の食事」をアップロードする。すると、ガーヴィンへのサマリタンの監視の目は”排除”から”監視”へと変更される。

帝国

その頃、サマリタンに拉致されたと思われたリースはブルースの元に連れていかれていた。4か月前にイライアスとドミニクが殺された時、ボストンやシカゴの4人の大物たちも殺されたという。報復のために次の暗黒街の覇者を待っていたが、誰も出ず待ち飽きたと言うブルース、手っ取り早く誰がイライアスを殺したか教えてくれという。手下たちを巻き込ませたくないリースは彼らを眠らせると、フィンチに「もうごまかせない」と連絡する。
その後、フィンチと合流しセーフハウスへブルースを連れて行く。そこにいたのは死んだとされたカール・イライアスだった。
ブルース&イライアス&ベア Person of Interest 5x5
彼はファスコに助けられ、ジョンとハロルドに介抱してもらっていたのだ。彼はブルースに「我々には勝てない敵だ、受け入れて地下に戻れ」と説得を試みるが、「真っ向勝負こそが我々のやり方、誰かが引き継がない限り帝国は完全に失われる」といいブルースは去っていく。

クローン対決

廃地下鉄ではまたも模様替え。盗んだマルウェアを南京錠つきで幽閉している。コピーしたコードを使いサマリタンのミニクローンを培養。同じく、マシンのコードの核も培養中だ。フィンチは両者をシミュレーションにかけて対戦させようと試みている。この結果を現実の戦略に生かすつもりだ。だが、この対戦を非公開にするフィンチは、「”なんでもやれ”と言うなら私のやり方でやらせてもらう」とルートにいう。

ミニクローン同士の対決を始めるが、結果はマシンの敗北が続いている。負け続きだと知ったルートは、マシンをコーディングし直して防御力を強化するよう助言する。いじめっ子から自分を守れるように道具を与えるのだ。だが、フィンチは、「マシンは賢い、再コーディングが必要かどうかはマシンが決める」と、怒気を強める。

その後、100億通り以上の対戦をするが、マシンは全敗。フィンチは「これは勝てない戦争だ」と、つぶやくのだった。

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感想

最初のセーフハウスのシーンで、ベアーがイライアスに突進したんだろうと思うとそれを想像するだけでボスとベアーが可愛すぎます。

そろそろフィンチさんが重い腰を上げてきましたが、ミニマシンとミニサマリタンのシミュレーション・・・。
しかも100億通りで全敗って先行き真っ暗ですね。マシンを我が子のように扱うフィンチとルートさんが、ただの夫婦で意見の割れる両親にしか見えなくなってきたぞ。しかし、毎回マシンのことになると意見が割れる2人・・・。

そういえば、今回番号対象者救えてないですよね、メアリーさん死んじゃったなんて;ガーヴィン君は救えたけど、クルーパさんも消えたままです。ファスコが、ガーヴィン君に言った「いつだって不十分さ。満足してはいけない。捜し続ける、他の失踪者もな」って、何気に今回、ファスコ回じゃないですか!リース君がいなくなると警官たち集めて大捜査の指揮をとるファスコさん・・・まあ、サマリタンに捕まったわけじゃなかったし、イライアス関連だったから、後で同僚たちになんて説明したんだろうか気になるわ。
リース John Reese (Person of Interest)  Jim Caviezel
リース君もちゃんとファスコに感謝を述べるのって初のような気がします。ファスコに近づいたら俺があんたを殺すとか、リースとファスコの相棒感がすごい。そして、ルートさんが、4×20のリース不明のときより彼を心配するようになってて、マシンチームの仲間意識度が高くなっている。あとは、ショウと、フィンチとルートの意見の食い違いだけだ!ブラックウェル君が・・・まあ、ここで殺しておけば~と思うんですが、この方、何も知らされてないただの歯車の一つですもんね。昔のルートさんなら即殺してそうですが、殺したとしてもサマリタンの手下はまだまだいます。それにすぐ殺さなくなったからこそ彼女はマシンチームの一員になれたとも思います。ファスコさんは最近失踪者のことばかり気になってるが・・・。まだサマリタンには撹乱者と見られているのか。

イライアスとブルースの関係も良かったですが、ブルースは帝国を存続させようと躍起になってますね。アンソニーの死はイライアスが報復したという言葉に、ジーンとくる一方、なぜそれを知ってるのにイライアスが生きてると知らないのか不思議でたまらない。そして、ファスコに助けられフィンチたちに介抱されてたっていうが、5×1の時点ではまだセーフハウスにイライアス連れてける状態じゃなかったから、いったい何時連れてったのかマシンチーム!ブルースが街中を歩くラストのシーン、いつもの防犯カメラではなく、ショット・シーカーのマイクでの終わり方が斬新でした。
Person of Interest 5x5

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