パーソンオブインタレスト シーズン5 第4話

サミーン・ショウ Sameen Shaw(Person of Interest) Sarah Shahi

『6,741』

資産

サマリタンに捕まったサミーン・ショウは、頭にチップを埋め込む手術を施されていた。グリアは彼女を従順な資産にしようとしていたのだ。手術後にランバートがいくつか質問するが、彼女の態度は変わらずまだ減らず口を叩くほどだ。この後どうするか尋ねるグリアに、サマリタンは”新しいチップを埋め込む”と答える。これ以上サミーンの体が持たないかもしれないが、彼女を資産にできるなら賭ける価値はあるとグリアはいう。
グリア&ランバート(Person of Interest)

脱出

サミーンはチップを埋め込まれた箇所を鏡で確かめようとする。一瞬クラクラとなりフラッシュが走る。彼女は突然、イスを振り上げ鏡を割り暴れだした。すぐに手下に抑えられるが、彼女は割れた鏡の破片を手に隠し持ち、隙を見つけるとランバートと手下の女性を倒し施設を脱出する。周りは海だったが、近くの船を餞別代りに頂きNYへと彼女は戻った。

彼女は薬局に入ると防犯カメラを切り、店の品物を使い頭のチップを取り出そうとする。しかし、フラッシュに襲われ気が付くと両手が血だらけになっていた。彼女は仲間を呼ぶため店の電話を借り、”店員のボビー・ジャクソンを今から殺害する”とカスタマーセンタへ連絡。彼女の思惑通りその通信をサマリタンとマシンの両方が受信していた。先に来たサマリタンの手下をバットで殴り銃を奪って反撃するが、フラッシュに襲われ弾もつきてしまう。そこにルートが駆けつけ2人は再会する。だが、またもフラッシュに襲われ、気が付くと動いている地下鉄の車内に彼女は寝かせられていた。リースも駆けつけ、サマリタンのチップのことを知っていたルートは、敵の追跡をとめるためサミーンのチップを取り出す。

次に目覚めたのはルートの家。フィンチとベアーも集まっていた。チップは既に取り出され、フィンチが後ほど分析するという。ルートの家で傷を癒すサミーンは2人で一夜を共に過ごす。サマリタンは精神的な拷問をしてきたと話すサミーンは、拷問されたときは心の中の安らぎの地へ逃げ込めとISAの訓練で習ったという。だが、その訓練は無意味だった。「安らぎの地なんてない、どこにも逃げ込めなかった」という。

夜中に一人起きたサミーンは、洗面所でチップを取り出した箇所を触る。途端にまたフラッシュが彼女を襲った。気づくと、彼女の手には銃とプラスチック爆弾が握られていた。チップは取ったはずなのにと狼狽えているとルートが起きてきた。彼女は銃を引き出しに隠しベッドに戻るのだった。

支配

次の朝、リースに呼ばれたルートは、店に着くとチップが偽者だったといわれる。ルートもサミーンの様子に変なところがあると打ち明ける。そのルートに盗聴器を仕掛けて一部始終を聞いていたサミーンは、2人の前に現れ、スパイじゃない証拠を見せるため、他の客の携帯から自分の居場所をサマリタンに受信させる。程なくしてサマリタンの手下が来たところで彼らを倒し、彼らの携帯からグリアの居場所を探り当て彼を拉致することに成功する。フィンチが待っている教会へと連れて行くと、電波の届かない地下の古い石の部屋でグリアを尋問する。ショウは彼の右腕に埋め込まれたメモリを発見、PCに差し込みコードを見ると、サマリタンの停止スイッチだと判明する。
ハロルド・フィンチ(Person of Interest)Michael Emerson
詳しく分析してネットワーク端末に繋げばサマリタンを消せるだろう。フィンチがメモリを持っていこうとすると、サミーンはまたフラッシュに襲われ、フィンチの手からメモリを奪うような動作をしてしまっていた。フィンチは、リースに彼女のことを見張って置くようにいうと、流れ弾を受けたルートの傷の手当てもするため2人で地上に戻っていった。

リースとサミーンが教会の地下でグリアを縛り上げたまま待っていると、サマリタンの手下たちの足音が上から聞こえてきた。リースが様子を見に行ってる間、グリアが「君のお陰で任務は計画通り進んだ」とサミーンに話かける。何のことか分からない彼女に、「腕にメモリを隠せといったのは君だ」という。あのメモリはサマリタンの停止スイッチではなく、マシンの位置を発信するトロイの木馬だったのだ。フラッシュに襲われる彼女に、「既に君を支配した。君の仲間を全員殺しその手は血に染まる」という。気づいたら彼女はグリアを射殺していた。上の手下を片付けたリースが戻ってくると、あのメモリが罠だったことを伝える。
リース John Reese (Person of Interest)  Jim Caviezel
ひとまず教会から出た2人は、フィンチに連絡をとりメモリを繋がないように連絡する。しかし、メモリは既につながれていた。防犯カメラに気づいたショウはリースをカメラの死角になる路地裏に連れて行く。彼は、グリアとショウがグルだったのか尋ねる。彼女はあり得ないと返すがそこにまたフラッシュが襲う。様子がおかしいと思ったリースは、マシンのところに戻る前によく話そうと彼女に背を向けた。その瞬間、リースを背後からサミーンに撃たれ倒れてしまう。発砲音を通信で聞いていたフィンチとルートが声を掛けると、「サマリタンの手下が突然あらわれてリースを撃った、彼は死んだ」とサミーンはウソをつく。後ろを振り返るとサマリタンの手下がいるのがわかる。

人ごみの中を逃げるショウは、助けに来たルートと合流する。その間にもショウをフラッシュが襲う。銃に手を掛けた彼女は、ルートを公園に連れて行き、リースを撃ったのは自分であること、そしてサマリタンに支配されてることを打ち明ける。ルートにも銃を向け「あんたも撃つ」と言うが、「あなたは撃たない、その壊れた心のどこかで私たちは繋がっている」と言われる。安全な場所へ行こうと説得されるが、「そんなところはない。拷問され逃げ場が無かった。でも本当に苦しかったとき心の中に一つだけ安らぎの地が、ここ、あんたが私の安らぎの場所」

しかし、もう自分をコントロールできないというサミーンは、自分の頭に銃を向け引き金を引いた。

6,742

サミーン・ショウ Sameen Shaw(Person of Interest) Sarah Shahi
モニターをチェックするスチュワートは、「またマシンのところに案内せず自分の頭を撃った」とグリアに報告する。全てはマシンの場所へ案内させるためのサマリタンのシミュレーションだった。報告を受けたグリアは、以前より彼を撃つのが遅れたことに朗報だと微笑み、次の6,742回目のシミュレーションを再開させた。

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感想

OP無しは何かが起こるから怖いですね。そして、始まった瞬間から、サミーンが自分を撃つラストまでが全てシミュレーションだったなんて・・・それを6,741回ですか、じじい許すまじ。そのシミュを映像化しちゃうサマリタン恐ろしいな。プライバシー無しじゃないですか。サマリタンの手下にルートさんとのお皿パリンパリンが視聴されてしまうというなんて恐ろしいんだ!

さて、シミュレーション回ということもあり、今回は見れば見るほど中身がチグハグなんですよ~。サマリタン側のシミュレーション+ショウの記憶で出来ているのでチグハグしてるんですが、その描写もあり芸が細かいです。フラッシュしてる時が、サマリタンがサミーンを誘導してるのでしょう。ただサマリタンはフィンチさんたちの事をほぼ知らないので、フィンチさんがかなり冷たい印象になってます。サミーンが本当は彼のことこんな風に思ってたのかな?と思いましたが、彼女目線ではなくサマリタンが作り上げたフィンチ像でしょう。サマリタン君は「敵のボスだからこんな性格だろう」と思ってそう。あのメモリもそんなにすぐ繋いじゃうフィンチさんじゃないしね。リース君も無口は無口だけどやはりいつもと違う。労わるときにウイスキーなのはショウさん目線!ルートもらしくない。4×2情報では彼女はほとんど眠らないはず。ショウが起きた時点ですぐ分かるはずだし、流れ弾にあたったからといって、「ここで永眠するところだった」なんてそんなグチをショウに言わないだろう。ルートさんのお家も、サマリタンもショウも知らなそうだから架空に作りあげられてそう。ところで、ゲームソフトよりも電卓にするほうがケチョンケチョンにやっつけてる感じなんでしょうか?電卓・・・哀れだな。それと、ショウの性格もなんだか違ってみえる、支配されてるとはいえリース撃ったことをウソつくとは思えない。全体的にショウの顔が疲れきったメイクで痛々しく見ていられなかったです。なぜか、シーズン4で出てきたクレアに見えるときが何度かあったな。あとチップ入れるの痛そう;チップ抜き取るのも。グリアの腕のメモリ取るのも痛そう。今回全部痛そう・・・。ただ、ランバート君にベンゾジアゼピン飲ませるショウが楽しそうだし、店員に「ヘタレ」言うし、自分でチップ取り出そうとして「患者がお待ちですよ~」って独り言がショウらしく、捕まってても手下を9ヶ月で6人も殺す彼女のハンパない凄さが素敵。タクシーの中の言葉はペルシア語。中の方が話せる方なので、他のドラマでもチョロッと話せるストーリーが組み込まれることが多いですね。

シミュレーションといえば、4×11の”If-Then-Else”が好評だったこともあり、サマリタンのシミュレーション回もやってみようとなったんでしょうか。しかもそこに、ファン投票でベストカップルに選ばれてしまったルーショウを、これもたぶん入れる予定無かったはずだけど、「シミュだしいいよね。でもPOIは濃厚なベッドシーンはしたくないなあ・・・じゃあ、お皿パリンパリンさせる演出したかったからしてみてもいい?ギャグになるけど、いいよねシミュだし。あとグリアじじい1回殺しとこ、このところマシンチーム負けっぱなしだから視聴者に楽しんでもらおっ!」っていう、楽しく軽く作製された感じもありそんな製作陣のことを思うと楽しそう。ショウ役のサラさんが出産直後でなければ、もう少し露出多めのベッドシーンだったかなと思いましたが、POIなのでそれはないか。ピロートークのショウの背中撫でるルートさんの手がエロいというよりも、あれくすぐったいはず。

最終的にルートさんを殺したくないために自分の頭を撃つサミーンの愛が、いつの間にこんなにでっかい愛情に育ってたんだと驚きます。「you are my safe place」と言われたルートさんのあの顔、銃向けられてるのに嬉しそうだな。
アイロンのことを持ち出すのはショウの記憶だろうが、2×16ではショウが強がりで「楽しい」って言ってたと思ったけど、本当に楽しかった思い出なんだな。いや、ファンサービスだろうけど、このくだりはうれしい。朝起きたらsweetieからbaby呼びになってるとこがかわいいでしょう。
ルート SAMANTHA GROVES / ROOT  Person of Interest (Amy Acker )
フラッシュの間に見えた文字は”献身””信仰””忠誠”
サマリタンの手下は2000人以上いるようです。ランバードは№401、スチュワート医師は№573、看護士っぽい女性№1,421、追手№1,599、№2,013、№981、№2,142、№2,493。サミーンは”POTENTIAL ASSET”潜在資産

回転遊具の話しが出てましたが、幼いながらもムキになるサミーンが想像できてしまう。それと、リース君はショウに何度撃たれるのか!お兄ちゃん!!

ラストのサミーンの後頭部らへん見るとチップは埋め込まれてないようですね。1回のシミュにかかる時間はどのくらいだったのか気になって仕方ないです。10分ぐらいで終わるならいいが、そうじゃなかったらスチュワート医師らは毎日残業続き。

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