パーソンオブインタレスト シーズン5 第3話

リース&ビール(Person of Interest)  Jim Caviezel & Keith David

『語られた真実 Truth Be Told』

番号対象者

コンサルティング会社に勤めるアレックス・ダンカンを監視するため、リースはその会社の社員として潜り込む。国防総省も顧客に入ってる会社で、セキュリティ・システム部門のダンカンには、電話をペアリングできない。彼は他の職員が退勤後、上司のオフィスに侵入し情報を盗んでいた。会社から出た彼は何者かに拉致されそうになる。リースが助けに入ろうとするが、相手はリースの元上司、CIAのビールだと判明する。リースは死んだものと思われてるため彼に見られるわけにいかない。為すすべなくダンカンはCIAに拉致されてしまう。

フィンチは、車のナンバーから最後の停車場所を発見する。その場所に向かったリースは、CIAが尋問に使いそうな場所を見つけ、ダンカンを救出。ビールは、目だし帽から見える顔と彼の運転捌きからリースであると気づく。何者だと騒ぐ部下に”過去からの亡霊”だとつぶやくのだった。

セーフハウスが使えないため、リースはダンカンをホテルに匿う。国家機密を盗んだからCIAに追われたんだと伝えると、彼は兄のポールの死んだ理由が知りたかっただけだという。8歳年上で親代わりだった兄は陸軍に所属。祖国のために立派に死んだと聞いたが、それ以上のことは機密、死の真相が知りたかったのだ。会社に入って数年後、軍の極秘資料を盗む機会が訪れた。兄は反逆罪の容疑にかけられていたという。その兄の資料を見たリースは愕然とする。兄は国防総省の諜報員で、アフガニスタンで軍事顧問を務め武器の盗難事件への関与をCIAに疑われていた。彼の偽名はブレント・トムリンソン。CIA時代にリースが殺した男だった。
リース John Reese (Person of Interest)  Jim Caviezel

2010年 CIA

リースは、上司となるテレンス・ビールから引き抜かれ、カーラ・スタントンと共に新たな任務につくことになる。マラージャ郊外で極秘に運搬中だったミサイルが奪われ、タリバンによって使用された。情報を漏らしたとされるブレント・トムリンソンを調べ、事実なら適切に処理するように指示される。トムリンソンは陸軍の軍事顧問で貨物の運搬に精通しているため買収された可能性が高い。2人はブレントの部屋で彼を待ち伏せし、消えたミサイルのことを尋問する。極秘任務について話す気は無いという彼は、「この仕事を志願した理由は明日を変えられると信じてるからだ。でも、いまだに侵略者扱いされる。政治が腐敗してるし俺らが介入し撤退してもこの戦争は終わらない」という。カーラは彼の部屋中を漁るが買収のカネは出てこない。彼の持っていたブリーフケースを開けるが指示書や報告書しか出てこない。祖国のために命懸けで尽くしてるのに、と怒りだす彼をリースは射殺した。

死の真相

リースはフィンチに兄の死の真相をあかした。フィンチは、兄の死にリースが関わったことを秘密にし、新しい身分をダンカンに与え外国へ送り出そうという。だが、ビールが必ず捜し出すことを知っているリースは、彼に手を引かせるためある手段を実行する。
ハロルド・フィンチ(Person of Interest)Michael Emerson
タイムズスクエアの人ごみの中、フィンチはCIAのサイトにハッキングし”ポール・ダンカン”を検索する。CIAがすぐに駆けつけるが、パソコンだけ置いて彼には逃げてもらう。その間に、リースとダンカンは会社に侵入し、国防総省のサイトからポールの任務に関わる情報へアクセスする。そこには、国防総省とCIAの合同作戦”砂漠の雨”が記載されてた。アフガン国家警察への兵器供給が目的だ。通常は敵に兵器がわたる恐れがあるため同盟先にも供給できないはずだが、この作戦は議会の承認無く実施され、武器が盗まれポールが疑われたのだ。このことが露見すればお偉方の失脚を招くため、ダンカンは狙われたのだ。
会社を出ようとするが、ビールたちに待ち伏せされ2人は車の中に拉致される。ビールは、自分の死を偽装するとはさすがだとリースにいう。ダンカンにもリースが元CIAだったことがバレる。兄のことが知りたいというダンカンの言葉に、ビールは話してないのかとリースを見る。リースは、ポールを尋問したことと、彼が潔白だったことを話す。彼は信念を捨てなかった。数日後に近くの村で彼は空爆にあったのだと話す。ビールもその話しに同調し、君のお兄さんは英雄だったと話す。

その後、車内で一暴れしたリースは、ビールに銃を向け、ダンカンを連れて去っていった。

次の日、街中でビールと出会ったリースは、ダンカンに何かあったら”砂漠の雨”作戦の詳細を俺と仲間たちが公表すると釘を刺す。ビールは、なぜ兄の死の事実を教えなかったのか尋ねる。リースは、ダンカンに必要だったのは前を向くために兄が英雄だったと信じることだと答える。「昔から君はなすべきことをよく見抜いた。君は私を殺せたがしなかった、だから君の事は報告しない。それに君を失うのは惜しい。亡霊としてなすべきことをすればいい」と、ビールは去っていった。

トムリンソンを射殺した後、カーラがケースの隠しスペースを開けると大金が入っていた。そのことを知らなかったのに彼を射殺したのは、「信念のある奴は被害者ヅラしない、祖国に貸しがあると思えば金を受け取る」からという理由だった。そんな彼に、リースがビールに選ばれた理由は、生い立ちだとカーラは話す。「本当の家族を知らない、育ての母ももういない、戻る場所がないあなたはCIAに身をささげる。恋人すらもあっさり捨てた。普通の人生は知らないし手に入れられない。だから私たちこの仕事に向いてる」と話す。
アイリス&リース (Person of Interest) Wrenn Schmidt & Jim Caviezel
アイリスと何度かデートを重ね、彼女の両親とも顔合わせしたリースだったが、2人で散歩する彼はいつも以上に無口になっていた。リースが警察以外の副業をしていることに気づいている彼女に、過去の誰よりも自分のことを分かってるという。問題はリースの過去だ。生き方は変えられるという彼女に、普通の人生は送れないと彼は返す。彼女は「いつかは違う自分を手に入れて、普通の人生も。でも今じゃない、私とじゃない」といい去っていった。

”変容”

ルートはマシンから配達員の身分を貰う。ある場所に荷物を届けるがその部屋は空き部屋だった。システム上で宛先が変わっていた。荷物を回収して正しい宛先に再配達するのだが、これが数週間も続いている。しかも荷物は全て電子機器だ。サマリタンがマルウェアをバラまいてるのかもしれない。彼女は、先輩の配達員を眠らせ、配送車をカメラの死角に止めると、フィンチと合流し例の電子機器のファームウェアの中から妙なコードをコピーすることに成功する。
ハロルド・フィンチ&ルート Harold Finch&SAMANTHA GROVES / ROOT  Person of Interest (Michael Emerson&Amy Acker)
マルウェアは分析中、実行はホストをサマリタンに接続させるため危険だ。その間、ルートはマシンから送られた1と0の羅列を解いた。出てきたのはエミリー・ディキンソンの詩、”変容”だった。彼女はマシンがマルウェアの実行を望んでいると解釈しそれを実行する。サマリタンに接続しないように、エアギャップ環境でワイヤレス無効、電源は充電式バッテリーだ。早速、動きがあった。自身を複製し既存コードを上書きし始める。大きなリスクだと言うフィンチに、ショウを見つけてサマリタンを倒すならリスクを冒すしかないと彼女はいう。何でもやる覚悟を持たないと負けてるのと同じだというのだ。

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感想

OPにグリアの声が混ざり始めましたね。怖い~!サマリタンに侵食され始めてるじゃないです!

えと、リース君の経歴がなんだかすごい。
・1993年入隊・歩兵から特殊部隊へ昇進
・2005年CIA入局・特別訓練では成績優秀
・格闘術と緊急退避の運転術において独創的な才能を発揮
・特殊活動部隊に引き抜かれマーク・スノーやカーラと組む

こんな経歴の持ち主なリース君ですが、アイリスさんとは終わってしまいましたね。CIA時代のことを思い出し、ビールとカーラに言われたことがグサグサ突き刺さったようです。せっかく、4×20で前向きになったし、前回で市警のボウリング大会に参加するほど人当たりが良くなったのに、しかも彼女の両親と顔合わせまでしたのに・・・。また孤独なリース君に逆戻り、ガツンと死亡フラグが立ったようです。
そして、アイリスと別れた後のフィンチさんの電話の声がですね、沈んでるんですよ。フィンチさんも2人の会話を聞いてたんだろうなって思いました。

本当は賄賂貰ってた兄のことを、潔白だったよと言ってあげるリース君も、その話しにあわせてくれるビールも素敵。このオッサン、リース君のことよく分かってるわ。
カーラ (Person of Interest) Annie Parisse
そして、カーラ様!この人まだどっかで生きてそうな感じするのはなぜだろう。この人の「普通の人生は知らないし生きられない、だから私たちはこの仕事が向いてる」って言葉を思い出したから、リース君アイリスと別れたんだよね、この人死んでても最強だな!

「なすべきことを知っている男」なリース君。最終話もあれが”なすべきこと”だったんだな~と・・・。

なにげに、この回でセーフハウスは今使えないって言ってた!チラッと含みを持たせてたんですね。あとフィンチさん、リース君の偽名でID取得してたけど、他にもいろいろな会社のID取得してるんだろうな。

この回で唯一スッキリしたのは、配達員ルートさんが、先輩配達員をボコッたところだろうな、手加減なしで気絶させすぎ。でもルートさんらしくてスッキリした。

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