『囚われた夜 Blood Brothers』
人質事件
森に墜落した小型機から負傷した男性(エリック)を救助したが、もう一人の運転手は既に死亡し、救助したエリックは大量の麻薬を所持していた。
搬送後、DEA(麻薬取締局)のマイロ・オズボーン捜査官が麻薬を押収し、意識の戻ってないエリックと執拗に会話をしたがっていた。
手術が必要だがまずはCTを撮るためTCとトファーがX線室へと運んだのだが・・・。
ラゴーサ事務長が市警察の電話対応中に、マイロ捜査官は彼の上着からIDを盗みX線室へと侵入する。DEAと装っていた彼もエリックと同じ麻薬組織の一員で、カネと麻薬を奪い裏切ったエリックたちを追ってきていたのである。
痺れを切らしたマイロはX線技師のドウェインを射殺し、エリックを尋問するためTCとトファーを脅してきた。カネの場所を聞き出そうとするがエリックはまた意識を失ってしまう。X線室で手術することになるが備品もなく彼が助からないことは明白だった。
なかなかERに戻らない2人を心配してジョーダンがX線室へ様子を見に行くが、彼女もまた人質にされてしまう。
その様子がモニターに映っていたため、ラゴーサは警察へ人質事件が発生したことを伝える。
その頃、エリックは既に死亡していたが3人は彼を蘇生しているふりを装っていた。
SWATが到着するが、近くの化学工場の爆発が起きたため多数の負傷者が運ばれてくるタイミングと重なりERを封鎖しないまま救出作戦が決行される。。
SWATがきていることに気づいていないX線室では、マイロが逃走するためジョーダンを人質に連れて行こうとするが、SWATの投げ入れた閃光弾で隙をついたTCがそれを防ぎ揉み合いとなる。マイロは突入してきたSWATに捕まるが、揉み合いの時の流れ弾がトファーの腹に命中し彼は倒れてしまう。
ラップダンス
ストリップダンサーの女性(キャンディ)がポールから落下し搬送される。初期診断では首の捻挫だったため彼女はすぐにでも帰ろうとする。担当になったポールが他の検査結果が出るまで彼女を引き留めていたが、彼女はラップダンスを踊り始めると突然呂律がまわらなくなり倒れてしまう。
脳卒中の症状だがMRIに異常は無い。彼女の動脈から採った血がチョコレートのようになっていたのを見たポールは、ストリップのポールが不潔で彼女が尿路感染症の薬を処方してもらっていたのを思い出す。その薬の副作用でメトヘモグロビン血症を起こしたのだと判明。最初の転倒もそれが原因だったのだ。
過食症
クリスタはフォークを飲み込んだ16歳の少女(ニーナ)の担当になる。フォークを取り出す処置をするが、原因が過食症であると理解しているクリスタは自身も高校生の時、過食症でうまく吐けず料理用のヘラを突っ込んだと話す。吐くことを止めたがっているニーナを助けるため、彼女の両親に過食症であることと精神科に入院することを進めるのだが、ラテン系のため精神科にかかることを不名誉と考え入院を拒否される。ランドリーに相談するも自殺の可能性が低いこともあり強制できないようだ。
しかし、入院できないことを知ったニーナは今度はメスを飲み込んでしまう。
手術でメスを取りだし助かるが、クリスタは彼女が飲み込んだメスを両親に見せ、入院させないとまた同じことになると説得するのだった。
感想
トファーーー!!撃たれたし!!何この病院、危険すぎるわ。
というか、ドウェインの殺される速さに驚きでした。
新人のポールとクリスタも頑張ってたなぁ~。少女の両親に飲み込んだメス見せたクリスタも良かったし、ダンサーのお姉さんが倒れるときにポールと頭ゴツンコする音めっちゃ痛そうだったわ。お姉さんを引き留めるための話し(彼女が明日来る)ってあれはポールのウソ?なのかな?
ケニーとドリューの友情もいいですね。ケニーがいい奴すぎて好きです。
ラゴーサ事務長は視力の矯正手術を近いうちにすると喜んでいるけど・・・まだまだいろいろありそうです。
TCはお兄さんのサッドが戦場で死んだときのことをフラッシュバックさせてましたね。兄の指示で小屋の裏に回って敵を挟み撃ちしたTC・・・兄の死の真相が次回判明しそうです。