パーソンオブインタレスト シーズン1 第1話

『序章 Pilot』

はじまり

髪も髭も伸びっぱなしでホームレスのような男が地下鉄に乗っている。そこに若者たちがあらわれ、男が持っている酒をくすねていく。次の瞬間若者達を一瞬で制圧する男の姿があった。騒ぎを起こした若者達と男は警察署に連行される。女刑事カーターは、地下鉄の監視カメラの映像を見て男が軍にいたと、それもただの軍ではないと見抜く。
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男の指紋を鑑定するといくつもの逮捕状のある指紋だと分かるが、すでに弁護士がきてつれて帰ってしまった。弁護士に連れられ警察署をでた男は「ボスがお待ちだ」と車に乗せられる。橋の下に連れて行かれた男は、待っていたメガネの男に「君はたくさんの名前を持っているがリース君がいいだろう」と言われる。そしてメガネの男フィンチは、リースが政府に仕えていたが仕事に不信を抱き今は死んだと思われていることや、酒におぼれようとして失敗しより確実な死に方を模索中だと、素性を言い当てる。「我々は助け合える。君に必要なのは生きる目的」だとリースに語るフィンチ。

番号対象者

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フィンチは犯罪に関わりそうな人物のリストを持っていると言う。近くにいる女性に目をやり、-“ダイアン・ハンセン”―彼女が何かの犯罪に関わっている、ただし何が起こるか、被害者か加害者かも分からない。尾行してその犯罪を探り未然に防ごうと誘う。だがリースは取り合わず「金持ちの道楽、どうせ彼女はあんたの元妻とかだろ?」と、フィンチの護衛たちも1発でゴツンコさせて去っていく。
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散髪と髭剃りをしてホテルでくつろぐリース。TVではホームレス捜索のニュースが流れる。そのまま酒を飲み就寝する・・・というより眠らされたようだ。

電話が鳴り目覚めるリースは何故かベッドサイドに手がつながれていた。電話はフィンチから「叫び声を聞きながら何もできない無念さが分かるか?」その時、隣のドアから女性の叫び声と争う物音が響く。なんとかドアをぶち破ると録音テープが流され、その後ろにフィンチが座っていた。テープで流されていたのは3年前の録音だという。実際に今いる部屋で保険金目的で妻が夫に殺されたのだ。間に合わなかったと伝えるフィンチは、ジェシカのときも・・・と話しを続ける。逆上したリースはフィンチに掴み掛かるが、「君は人を助けたかっただけだ」と言われ手を離す。ジェシカを救えなかったが、知っていれば救えた。事件に間に合うチャンスを提供すると言うフィンチ。彼女なら間に合うと対象者のダイアン・ハンセンの写真をみせる。
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閉鎖された図書館へ行く2人。運転免許証や偽IDなどをリースに渡す。ここはフィンチが関連する銀行が買い取ったが、法的にはあいまいで実体はない状態の建物だという。壁にはたくさんのリストが貼られている。どれも名前は無く社会保障番号だけのリスト。
これらはすべて救えなかった番号だった。どこからこの番号を手に入れるか聞くリースに、話をはぐらかし今は出所ではなく彼女を救えというフィンチ。

ダイアン・ハンセンはデトロイト出身、法学校を卒業後NYへ、独身、仕事は地方検事補で勝訴率は局内一だという。事件がいつ起こるか予測不可能、対象者から探り出すしかないようだ。リースは自宅に侵入し徹底的に調査することになる。そして携帯を盗聴しGPSで追跡も。マイク機能で携帯以外の会話も聞き、ワイヤレスカメラで監視もする。電話で母親と話すハンセン、監視するリースは彼女がなにかを恐れていると気付く。仕事柄恨みをもつ人間が多そうだがリースは2人に絞った。まずは同僚のウィーラー、彼とは去年付き合っていたが、彼女はもう冷めているようだ。殺人事件の4割は恋愛がらみだという。ウィーラーは離婚し、子供が1人いる、仕事も行き詰っている点で怪しいと。もう1人はローレンス・ポープ、彼女が最近起訴した男だ。麻薬取引のこじれから友達を殺し、50万ドルを奪った。仲間が彼女に報復する可能性が高い。

ポープの裁判を監視するリース。ファスコという刑事は「事件は凄惨で5人死亡、通報した男も息絶えていた」と証言。そして「俺が誰かを打つなら頭にぶち込む」という被告の供述も証言するファスコ。そのファスコとハンセンが打合せと違うとコソコソ話しているのを盗聴する。雲行きが怪しいとリースはフィンチに報告すると、ハンセンが拘置所と電話をしポープと1人で面会するという情報をつかむ。

ハンセンはポープが殺したのではなく、あの時ポープの弟がいて弟を守ってるのではないかとポープに迫る。自分が刑務所にいくというポープは「連中には後ろ盾がいて、好き放題 俺も弟もあんたも死ぬぞ」と。盗聴していたリースは真犯人が彼女を襲うと確信。その真犯人を知るのはポープの弟だと判明した。

ハンセンは同僚のウィーラーに真犯人のことを黙っているのだが、ウィーラーがハンセンのオフィスに内緒で入りパソコンでポープの弟の資料をみているところを目撃するリース。弟が危ないと思い先回りして保護しに学校へ行くが、弟に不審に思われ逃げられる。地下鉄に逃げ込まれたがGPSはとりつけた。地上に出ればGPSで捜せる。
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その間にリースは銃の調達に行く。地下鉄でからんできた若者達の1人アントン・オマラ。アントンたちが銃を購入するところにリースがやってくる、上達するまで預かっておくとリースは銃を頂戴した。

その頃、弟マイケルは犯人たちに先回りされ車で拉致された。GPSで場所を確認し、犯人たちの乗った車が通る道で覆面をかぶり銃を準備すると真正面からぶっ放す。マイケルを助け出したリースは犯人たちが刑事だと知る。スティルスは麻薬捜査官、取引現場から薬とカネを盗み目撃者を殺す。ファスコは殺人犯をでっちあげる役。次の標的はハンセンだが確信がないというリース、それはフィンチが情報の出所を隠すからだと彼に怒る。フィンチは話し始めた。

9・11のテロ以降、政府は事前にテロリストをあぶりだすシステムが必要だったこと、秘密にされているそのシステムを開発したのは自分だという。テロの計画も見つけるが、他のあらゆる犯罪まであぶりだすため有用と無用に分類した。大勢の犠牲者がでる有用はNSAやFBIに渡され、無用は毎晩0時にマシンが消去するのだ。後になって私は過ちに気付き、無用リストが頭から離れなくなった。マシンはどこにいるか分からない、だが1万の目で監視している100万の耳と共に。強大な力を持つマシンに停止スイッチが必要だと考え、バックドアを作成。そこからアクセスし無用リストの社会保険番号だけが分かるのだと。それ以上のアクセスはこちらを危険にするだと。

カーター刑事はアントン達若者が銃を買いに行って撃たれたと同僚にきく。“スーツの男”1人にやられたと。

ポープが監房で口封じで刺殺されてしまう。次はハンセンが狙われる。その彼女の携帯に20分後にこいと連絡が入り、リースは尾行する。そこに弟を拉致した刑事たちがきた。彼女は同僚のウィーラーがポープの件に気付いたことを危惧し刑事達に彼を始末するよういう。裏の真犯人は彼女自身だった。その時、物陰から聞いていたリースはファスコに捕まってしまう。車で連れて行かれるリースは、「おまえは忠実なだけ」だとファスコに言い、「お前は生かしておくが人を傷つけたら殺す、人殺しは嫌いだが腕はいい」と爆発で車を横転させる。防弾ベストは着てるか尋ねファスコを撃つリース。

フィンチと連絡をとり、首謀者はハンセンでウィーラーが狙われていると連絡する。ウィーラーを狙うスティルスたちは、刑務所に送られた何の関係もない男を連れてきて彼にウィーラーを撃たせ罪を着せようとしていた。ウィーラーは子供と一緒に出かけようとしていた、リースが駆けつけウィーラーと子供、何の関係もない男も助かった。

次の日裁判所にいたハンセン、通報してきた被告人の録音テープが流れる場面で、「ウィーラーは今夜始末して」と話している彼女自身の声が流されてしまう。先回りして仕組んだリースはそっと裁判所を後にする。
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生きていたファスコ刑事が車に乗ると後ろの席にリースが現れる。ファスコはギャングか内務調査部の餌食になって自分はもう終わりだという。手をまわしたからおまえは疑われない、トランクにはスティルスが入っていて、ファスコの銃を使ったことを伝える。オイスターベイに埋めろと言い去っていくリース。
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最初に出会った橋の下のベンチでフィンチは決断するようリースに言う。リースを長い間みてきたというフィンチは我々には共通点があると話す「まず死んだと思われている」。なぜ削除するはずの番号を救おうとしているかきくリースに、自分もある人を失ったと伝える。断るなら必要なカネを渡すから消えてくれと言うフィンチ、残ったら「いずれ2人とも死ぬことになる 既に死んでいるがね」。

スティルスの仲間の男を逮捕したカーター刑事は、男に襲ってきた人物のことを聞くが“スーツの男”としか分からなかった
それを遠くからみていたリース、監視カメラを一瞬見据え去っていく・・・。

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感想

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もうファイナルも終わりましたがまた1から観返してます。冒頭はリース君とジェシカさんのじゃれあいから始まってたのか~。なにこの最初っから悲しみに包まれた始まり方。いやファイナル観てからだからそう思うのか。2週目だから、ああ~っと唸るセリフもありなかなか楽しいです。リース君のホームレス姿はなんていうか、ホームレスおじちゃんなのに恰幅が良すぎです。こんな背丈のあるホームレスさん怖くて近づきたくない。
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橋はNYにあるクイーンズボロ橋(Queensboro Bridge)、クイーンズブリッジ・パークの所がフィンチさんたちが座っていたところだと思われます。ああ、行ってみたい。ファスコってこんな初っ端からリース君の尻に引かれることになってたんだと今更ながら哀れみの目で見てます。このドラマは9・11のような悲劇を繰り返したくないと、テロを未然に防ぐドラマが創られたのかなと感慨深いです。フィンチさんの “憂慮する第三者”もイイですね。そして“スーツの男”がビシビシきてます。とりあえずリース君が余裕で最強すぎる1話ですね。

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