『誰からも愛され理解されることのない私 No One Here Can Love or Understand Me』
警察署へ向かう4人
4人は本当のことを打ち明けるため、警察署に向かっていた。アリソンとは縁を切る!っと意気込んで向かうのだが・・・、家電店のTVに突然アリソンが映る。そこに映っていたのは、病院に入院してたハンナの所に現れたアリソンの写真だった。”ずっと親友よ”という”A”のワザとらしいメッセージもついている。この写真が見られたら、アリソンが生きてたことを知らなかったとは言えなくなってしまうのだ。4人は警察署に行くことを諦めることになる。
”ずっと親友”という言葉はアリソンの言葉なのか、それとも、そう思わせる”A”のワナなのかスペンサーとエミリーは思案する。警察署には行けなかったが、皆、アリソンからの電話に出ないようにしていた。
真実を話して楽になりたいのに”A”がそれを許さない。私たちの口を封じたいのは”A”だけではなく、アリソンもそうなのかもと、4人はアリソンに対し不信感を増していっていた。そんな中、”A”が止めていたのに、アリソンは街を離れたのだ。「ノエル以外にも取引している人物がアリソンにはいるのかもしれない」と、ハンナたちが話していると、そこにタナー警部補が現れ少しお話ししようと持ち掛けてきた。サイラスを全力で捕まえるという話しをするタナーだったが、去り際に、ベサニーを殺したのは誰だと思う?と聞いてきた。タナーはアリソンのことも4人のことも疑っているようだ。
サイラスの情報
エミリーはエズラの元を訪れ、小説のリサーチをしていたときに、サイラスの情報を聞いたことがないか尋ねていた。だが、彼はアリソンが逃亡していたときの資料はほとんど持っていないという。エミリーはノエルが持っていたアリソンの写真の一部を見せる。後ろ向きの男と映っているその写真をもらい、エズラはサイラスのことを調べてみるという。
その後、この写真のタイムスタンプコードから、1年4か月前ドネガル近郊のATMで取られたことを突き止める。そのコードで別の角度の映像も入手できた。エミリーがその写真を見せてもらうと、そこに映る男はサイラスであることが判明する。エズラの調べで、サイラスは偽名を使い何度も逮捕されていたこと、そしてすべて軽犯罪で有罪が無いことも分かった。アリソンが何かをエサに彼を自白させたのだろう。彼女は相手の弱点がどこにあるか嗅ぎ分ける才能があるとエズラは語る。
メリッサの真実
放課後、スペンサーの部屋のドアにメリッサの書置きが残されていた。家を出て行ったメリッサは「あなたも時期すべてを知ることになる」というメッセージを残していた。
次の日、スペンサーの元にメリッサから郵便が届いた。中にはUSBデータ、メリッサの映像が流れる。イギリスに戻るという彼女は、真実を語り始めた。アリソンが消えた夜、スペンサーがシャベルを引きずるのを見たメリッサは、アリソンをスペンサーが殺したのだと思い、スペンサーを守るために、顔も確認せずアリソンの遺体を穴に落とし、埋めたのだという。
モナとアリア
マイクとイチャイチャするモナを見るアリアは、父のバイロンに2人が付き合うことに不満があると打ち明ける。モナとアリアたちの間にいろいろあったことは分かっているバイロンだが、とやかく言うとマイクが反発すると分かっているから、今は見守ろうとアリアを宥めるのだった。
次の日、家族4人で映画を観に行く予定だったが、エラが来れなくなったためモナが代わりに来ることになった。映画が始まり、アリアはモナに何かを耳打ちすると、モナは顔色を変えて化粧室へと行ってしまう。なかなか帰ってこないモナをマイクが心配しはじめたため、アリアはモナの様子を見に行く。化粧室ではモナが泣いていた。彼女はアリアを確認すると、「急所をグサッと突いて、抉り出す。アリソンはあんたを見くびってる」と話す。アリアは言い過ぎたと謝るのだが、モナは自分はひどいことをしてきたし、マイクにはもっといい子でなきゃだめだという。あの時崖から落ちて死んじゃえばよかったとまで話すモナ。アリソンの攻撃から自分を守るため仲間を集めたという彼女は、「私の次に標的にされるのはあんたたち、もう信用されてない」と話す。原因はサイラスとNYのことだという。NYのことは少しは知っている、あとは想像だけどと話す。そして、マイクは私のこと好きかな?と、アリアに聞くのだった。
化粧室のことでアリアの考えも少し変化し、2人が付き合うことにも了承することにしたようだ。
タナー警部補
映画館から帰ったバイロンの元にタナー警部補が訪れる。殺人事件の捜査が複雑化するときは、裏に頭の良い人間がいて意図的に操っていると話す。この事件には頭のいい人間が大勢絡んでいそうだと、含みを持たせるタナー。バイロンは娘に関することしか興味がないというと、彼女は複雑化には一役買っているとみているという。タナーは誰か一人でも真実を話してくれないかと待っていたのだと言う。一人名乗り出て、明日はその彼女と非常に有意義な話しができると帰っていった。
それをこっそり聞いていたアリアは、スペンサーの家にエミリーと集まる。名乗り出たその一人はアリソンだろうと行きつく。エミリーはエズラに調べてもらった、サイラスとアリソンの画像を見せる。スペンサーはメリッサの動画をみせることになった。ベサニーが殺された時、アリソンと同じ服を着ていたということは、アリソンの身代わりにされたのだろう。エミリーは病院でとられた”A”の写真をなんとかしなきゃいけないと話すが・・・”A”と”アリソン”を間違って言ってしまうのだった。
ケイレブの呪い
ハンナはアルコール依存に陥っているケイレブのことをスペンサーに相談する。スペンサーはケイレブのことをトビーに話し、彼の相談相手になってもらうことにする。今のケイレブを見ていると”呪い”が浮かぶというスペンサーに、トビーも彼がレイベンズウッドから戻ってきたときに同じことを思ったと語る。
グリルに集まったトビーたち4人は、トビーとケイレブの男同士で話すことにする。だが、トビーがレーベンズウッドの話題を出すとケイレブは顔色を変えてしまう。何を怖がっているんだと問うが、イライラしているケイレブは帰ってしまうのだった。
家に戻ってから、街を出ていこうとするケイレブをハンナは説得する。ケイレブはレイベンズウッドのことをハンナに話すことにした。瓶をあけ、森がホタルでいっぱいになったこと、森の上に集まって消えた、悪霊もメッセージもミランダも消えたと。グルンワルドさんは魂の昇天だと言ってたこと。ミランダは救われたのだとハンナは言う。ケイレブはウィジャボードとプランシェットを見て、あの世は本当に存在すると話す。ミランダが夢の中に現れ、夢を見るのが怖い「俺のせいで救われずに苦しんでるって言うんじゃないか」と、話す。2人で乗り越えようとハンナがキスをすると、プランシェットが動きはじめる。指した文字は”good-bye”。
小屋の外にホタルが舞う中、ハンナは誰かに電話をかける。
そのホタルが舞う中を誰かが遠ざかっていくのだった。
感想
今回はスピンオフのレーベンズウッドのことも絡んでいて、ホラーというか、呪いとかそっち方面で終わっちゃいましたね。スピンオフ観てないのでよくわかりません。レーベンズウッドって日本でやってるのでしょうか?でもこれでケイレブ君は元に戻ったようなので一件落着ですかね~。
しかし、耳打ちでモナの急所を抉っちゃったアリア、恐るべし!!何て言ったんでしょうね?マイクに関することかな?モナを一言で打ち負かし、アリソンは侮ってる言わせるあたり、アリアが”A”っていうのもアリになっていくのでしょうか?
それより、アリソンがだんだんと”A”っぽく表現されてきましたね。エミリーはうっかりアリソンのことを”A”って言っちゃうし、みんなアリソンを疑いだしてるし・・・。そういえば、前回のラストに”A”と思われる人物が病院のエプロン畳んでたんだが、冒頭のアリソンの病院での写真とつながるのか。ってことは、エプロン畳んでたのはアリソン?アリソンは”A”なのか?それともアリソンを落としいれるワナなのか・・・。
タナー警部補の言っていた、名乗り出た一人って、タナーのワナのような感じもするなあ~。
そうそう、メリッサが真実を語ってくれたんだが、あんまり驚きもなかったよ。なぜだ。驚いたのはペイジのオシャレした格好には驚いた。なぜか女装に見えた。なぜだ・・・。
エミリーの働いていたカフェが売りに出されてましたが、スペンサーとエミリーの飲んでたあの生クリームたっぷりデカフェがメチャ美味しそうだった。ええ、生クリームが増えたり減ったり忙しいあの場面です。