『ヒーローの倒れた夜 Best Laid Plans』
ビル爆発
サウスタウンでビルの爆発が起き、約50名の負傷者が出る。
トリアージのため現場に向かったTCとドリューは、「守護天使に助けられた」という負傷者や、既に応急処置された人々を目にする。
元衛生兵のジェームズ・ベネットが爆発をきいて駆けつけていたのだ。
彼にも手伝ってもらい重症者を運び終えるが、2度目の爆発が起きてしまう。爆発のあとにビルに飛び込んだベネットは瓦礫に挟まれ、TCたちが救助するも彼の腕は切断されていた。
ERに運びTCとドリューが腕を再接着すると、救命士を目指しているが受講料が高く断念していたベネットに退役軍人病院で働けるプログラムがあることを教える。
13か月間有給の研修を受ければ全国の病院で働く資格を得られることになるのだ。
外科研修
ビル爆破の影響で混乱する中、ポールは外科の研修初日を迎えることになる。スコットは最初から片手結びができるポールに感心する。だが、そこに父のジュリアン・カミングスが息子の外科初日を見に来る。 有名な脳神経外科医である彼はERでトリアージを手伝ったり、オペの順番を的確に指示する。しかし、スコットのオペに口出しをしてもめてしまう。
爆発の原因
ビル爆破の前に息苦しさで運ばれていた男性ブーンは、潜在的な心臓疾患の可能性があるため様子をみることになる。
しかし、倒壊現場を聞いた彼はそのビルに自分の食堂があり名付け子が店にいるかもしれないと血相を変える。
頭部外傷で運ばれた女性アレックスが彼の名付け子だと判明。
爆発の原因はガス漏れらしいが、彼女は店を閉めた後、種火を消し忘れた気がして戻ると爆発が起きたという。自分のせいだと興奮状態の彼女は脳卒中で危険な状態に。ブーンは過呼吸で倒れ、心機能低下となる。
意識の戻ったブーンは心臓移植が必要になるが、死にたいと言い出す。ビルを倒壊させたのは自分だと打ち明ける。破産して保険金目当てに放火した。店だけ焼くつもりがこんな惨事になったのだ。
ポールの決断
アレックスは頸動脈の血栓が脳に飛び、数時間もすれば脳の大部分が死んでしまう状態となる。
塞栓除去術で助けることができるが、今から脳血管内治療医を呼ぶのは難しい。そこで息子の外科研修をみにきていた脳神経外科医の名医カミングス医師に頼むことになる。理事会にも執刀許可を得て、スコットからお願いしてもらうのだが、先程オペで揉めたこともあり、スコットを外し補助にポールをつけるよう条件を出される。
カテーテルから血栓を簡単につぶしていくカミングス医師は、ポールにその気になればジョンズ・ホプキンスで外科研修を受けられると話す。そして、「お前は逃げてる 怖いんだろ」という。
アレックスのオペが無事終わると、スコットは父親が外科医を推すのも分かるとポールにいう。彼は大勢のインターンを見てきたがポールは5本の指に入ると絶賛するのだ。父への反発心から夢を諦めたりしたら自分が損するだけだと助言する。
その後、ポールは父に外科医を目指すことを打ち明ける。ただし、自分のやり方で。子供の相手が得意な彼は小児外科医になるという。今いる病院で小児外科のフェローシップが新設され、彼は来年から小児外科とER外科のレジデントになるのだ。
感想
ケニーの筋肉の付き方が理想的過ぎて、TCのお腹ぶよぶよに見える。これでも筋肉あるほうなのにTC。ケニーとグウェンはもう関係もったのか!はやい!
子持ちのトファーとラゴーサはなにやら娘のプライバシー侵害しようとしてる…。まあ、子供のやることは気になっちゃうから、親がいないとこやスマホで何やってるかは気になるだろうが盗み見はダメですよ。それにスマホ世代の子供たちのほうが一枚も二枚も上手だ!!
その前にこんな忙しい日に娘のスマホ盗み見してる場合じゃないよトファーさん。
最後、助けたじいさんに「俺の守護天使」っていわれるベネット。さらに看護師モリーが「羽を取り戻せてよかったわね」っていうのとてもかっこいいわ。ベネットは今後このドラマのレギュラーで出てくることはあるんだろうか、研修終わって病院で働く資格とれたらまた出てきそうなかな。(IMDbみてきたら、この後3x10だけに出演してるけどその1話だけだったわ)
額に血文字で”T”って”止血”の略号。止血帯=tourniquetの頭文字からのようです。
ポールが2x6で担当した放射線あびたオーレンが亡くなったんですね。そのオーレンの父親と釣りに行くポールいい奴すぎるよ。そして、ポールの父親も顔デカいし態度デカいけど腕は良いのね。アレックスの血栓飛ばしてる時、しゃべりっぱなしだからミスしそうで怖かったけどあんなの朝飯前なようで…さすが。最後はポールの意思を尊重してくれる父親なんだなと、本当はいい父親じゃないかと分かりホっとしました。2人とも腰に手を当てるキャプチャがとれましたよ。親子だな。