『命懸けの夜 Hold On』
スコットの事故
スコットが交通事故をおこした。
事故の相手であるマリクを助けようとしていたが、マリクの父親マーティンはスコットが加害者だとして息子に近寄ることを拒んでいた。スコットも頭から出血していたがマリクを助けるためオペを優先し薬物検査を拒否していた。
途中、TCがオペを担当するが、やはりスコットでなければ助けられそうにない。父親を説得しスコットが執刀するのだが、警察がスコットを無謀運転で逮捕しに来た。車が一時停止していない動画が撮られていたのだ。スコットは一瞬下を見て視線を戻したら目の前に彼の車があったと説明するが、聞き入れてもらえない。
薬物検査で陰性にならないとマリクのオペを執刀できない状態になる。だが、結果が出るまでにマリクの身体はもたない。ジョーダンはスコットに酒も薬物もやっていないか聞き、結果が出る前に陰性だと警察に報告するのだった。
スコットが執刀しオペも無事に終わるが、右腕と両足にマヒが残った。オペは完璧だったが、心肺停止したときに脊髄に損傷を負っていたのだろう。将来有望なマリクの人生を変えてしまったと、スコットは悔やんでいた。
危険が好きな男
ロデオ会場では設営された機材などが倒れ負傷者が多数確認される。TCとドリューが救助にあたるが、さらに機材が崩れTCのノド元まで鋭い鉄の棒が迫る事態に。間一髪、手前で止まり助かったが、TCはこのスリルを楽しんでいるかのようだった。
救助した男性シェーンと、その連れの女性リンジーを搬送すると、おしゃべりなシェーンはTCが危なかったことをジョーダンに話してしまう。シェーンも危ないことが好きなのだ。リンジーはそこにホレたという。
ところが、負傷したお腹を無事治療したのにシェーンの様子がおかしい。白衣をきて医者のまねごとを始めたり、特殊部隊のフリをしたり作り話ばかりしている。しかも、ノドに瘤が発見され血を吐き、心不全の兆候も見られるのだ。
精神面で原因不明なもののため、リンジーにいろいろ話を聞くと、米とエビしか食べていないことが判明する。タンパク質ばかりでビタミンが欠乏してコルサコフ精神病になっていたのだ。この病気は重度になると心不全を起こしたり作り話もする。原因が判明しビタミンを摂取することで数か月で治るという。
バイクに乗ったり危険なことをするTCに、もっと責任感を持ってほしいと思っていたジョーダンだったが、リンジーたちを見てTCのことを信じようとする。
TCは父親としての覚悟ができ始めたが、彼女にいまだ指輪を渡せないままである。
医療ミス?
レジデントの志願をしているクリスタとポールは、枠が一つしかないためいつもよりお互いを意識しピリピリしていた。
そんななか、ポールは高校生のキャサリン・レディングを診ることになる。
腹痛を訴える彼女は、バレーのジュニア代表チームの控え選手である。お腹を診ると、虫垂をとった新しい手術あとが残っていた。虫垂のオペの執刀はクリスタ、指導医はジョーイだったのだ。ポールは縫合する前に洗浄したか疑い、クリスタはミスはなかったいい2人は険悪になる。
トファーから注意を受けた2人は、協力して原因を探る。キャサリンの症状のひとつ、手根管症候群はバレーの練習でなったのだろうと思っていたが、手根管症候群の原因にホルモンが関係しているのではないかと考えついた。代表になれば奨学金ももらえ父親も喜ぶ。血液検査をすると成長ホルモンが高くなっていた。
ポールとクリスタはホルモン剤をやめるようにいい、キャサリン本人から父親に説明するように説得するのだった。バレー代表になるという彼女の夢は遠のいたが、ポールとクリスタは今回のことで、ケンカはせずにいいライバルでいこうと決意する。
感想
ん~、今回誰も死んでいないのに希望が無い終わり方、悲しいまんま終わっちゃった。
スコットはあんまり好きではないけど、今回だけはよく頑張ったなと思ったし、最後のシーンはもっと希望持たせてあげたかったわ。
看護師長のモリーさん普通にいましたね。
ケニーは主任看護師なのか。グウェンと一緒に救護しに行っていたけど、ケニーとグウェンだけ世界がちがうんだが……。お花畑状態だわ。
グウェンが昔の彼氏の話しをしたがらない理由は今後判明しそうですね。
TC指輪渡さんのかいな。
ポールとクリスタは2人しかいない同期なんだから仲良くやってほしいよ。
レジデント枠増やしてあげればいいのに。