『別れを告げる夜 Shock to the Heart』
家族の症状
ビルの夜間管理人が感電して運ばれる。感電したときそばにいた妻と子供たちが待合室で心配そうに待っていたためラゴーサは休憩室で子供たちを遊ばせてあげる。
しかし、母親も子供2人も次々に呼吸困難や嘔吐、痙攣を起こし倒れていく。
母親からロザリオを持ってきてほしいと頼まれたラゴーサが、彼らの車にあった泥の付いた靴を見て農薬が原因だと気付く。 使用禁止の農薬を積んだトレーラーに引っ越し有機リン中毒を起こしていたのだ。
パーティーの記憶
悪寒と吐き気のあるローレライが、彼女の寮のリーダーであるカイルに付添われ診察にきた。
婦人科系の感染症を疑い骨盤内診察すると、なんとタンポンが入ったままだった。タンポンを検査に回すと精液がついていることが判明。彼女はここ8ヶ月セックスはしていないというが、社交クラブのパーティーでお酒を飲んで誰かにエクスタシーをもらった後から記憶がはっきりしないのだという。
その後、カイルが迎えにきて彼女はあの夜のことを思い出すことに。
彼が寮まで送り無理やり部屋に入りレイプしたのだ。ポールは彼を訴えるために証拠を集めようというが、診察した時点で証拠は消えたとジョーダンに止められる。
憤るポールは待合室で待っていたカイルを殴りつけた。
蘇生拒否
展望台からベースジャンプしたウィルは、パラシュートが開かず着地に失敗。しかも、オペ中にガンが見つかる。
恋人のキムが散歩中だった彼の飼い犬のマックスと共に駆けつける。彼女の話しではガンは寛解したということだったが、かなり進行している状態で見つかる。キムはガンの摘出に同意してくれたが、ウィルの医療代理人は彼の兄だと判明。医療委任状には3ヶ月前に蘇生処置拒否に同意している。彼は再発を知っていたのだ。
彼を助けたいキムは弁護士を雇うといい、TCも蘇生させようと行動するが、届けられたウィルのサイフの中にキム宛の遺言があった。彼はわざとパラシュートを開かなかったのだ。
リックとの別れ
電気の交換中、足首を捻挫したリックがドリューに内緒でクリスタに診てもらっていた。
彼に内緒にしたのは、片脚が義足になり電球も取り替えられない自分に落胆したから。リックは「お前が愛した男じゃない」といい、ドリューに別れを告げる。
感想
今回はいろんな「別れ」にちなんだストーリー。
メインの話し以外にもクリスタさんの興味がチャベスに向かってると知ったケニーもいましたね。
チャベスは飄々としてマイペースだけど息子を亡くした過去もあり、ここぞというときに言葉の重みがあります。
最終的にジョーダンが引き取ることになった犬、里親が決まってたというのはTCのことだったんですね。
レイプ犯を殴ったポールはカッコ良かった! それを見て見ぬふりするジョーダンたちもイイ!
ところで、知らないうちにタンポン入ったままって怖いですね。
ラゴーサも子供の扱い上手いし今回大活躍でした。