『ラン・アリソン・ラン Run, Ali, Run』
”A”からのメール
前回ラストにトビーの家が爆発してしまう。唖然としている中、ライアーズたちの携帯がなり、「寂しかった?」と”A”からメールが入る。中に誰もいなかったのが不幸中の幸いだった。シャナは”A”ではなかったのか、それとも他に”A”が誕生したのか・・・。眠れない夜を過ごすライアーズたち。
次の日、新聞にはガス漏れで爆発があったと掲載されていた。カフェでケイレブと偶然会ったハンナは、彼から警察に話すように言われる。だが、ケイレブの留守中にいろいろ事情が変わったから言えないと話す。レーベンズウッドから戻ってきたばかりのケイレブは、ここに長居するつもりはないようだ。
”A”がニューヨークでのことをバラすのではないかと怯えるアリアはエズラと一緒にいた。そのエズラは、アリソンのお墓の中で見つかったベサニーのことを探る。彼は本を書くときに、ラドリー病院の人間からベサニーのことを聞いたことがあるというのだ。
ヴェロニカとホテル住まいのスペンサーは、家に教科書を取りに来ていた。父ピーターに見つかり、ヴェロニカと話したいが聞く耳を持たないという。スペンサーはジェシカが殺された夜、ピーターとメリッサがなぜウソをついていたか問い詰める。メリッサと話し合うため湖に行ったのだと、ピーターは正直に話し出した。ピーターがジェシカを殺した疑いはなくなった。
ライアーズたちが学校で昼食中、アリソンの携帯に”A”からメールが届く。ジェシカが殺され埋められていく様子が映し出された映像も一緒だった。しかもその画像は自動消去されてしまう。”A”は一体誰なのか・・・。アリソンはすぐにローズウッドを離れなくてはと焦る。
ラドリー療養所がカギになる
ラドリー病院にきたスペンサーは、入院中にお世話になったエディーに会う。ベサニーのことを聞くが、患者のことは口外できないと言う。
アリソンはローズウッドから離れる計画を立てていた。トラビスとの距離があいてしまうハンナは、アリソンが逃げる手助けを自らする。そのアリソンはノエルが駅に迎えに来てくれるという連絡をもらう。ハンナは車で駅まで送るというが、旅立つ前に父に会いたいアリソンは一度家に帰ることになる。
ベサニーの資料を探すエズラの家にアリアも手伝いに来ていた。だが、何も収穫なし。しかもタナー警部補がきて、エズラが撃たれたこととシャナの服に硝煙反応がでたこと、劇場で彼女の遺体が見つかったことと何か関係があるのではないかと疑っている。隠れていたアリアだが、警部は帰り際にアリアのカバンをチラ見していった。警部補が令状を持って戻ってきそうだと思った2人は、本の資料をアリアの家の屋根裏に隠すことにする。タナー警部補が来る前に誰かが封筒をエズラの部屋の前に置いたようだ。封筒の中には1枚の絵が入っていた。花の手入れをしているジェシカらしき人物の描かれていた。エズラとアリアは、封筒を持ってきた人物を確認するため、廊下のカメラを確認する。そこに映っていたのは、ラドリー病院の職員エディーだった。
ヴェロニカとスペンサーが夕食を店でとっていると、スペンサーがこっそり呼んでいたピーターがくる。ヴェロニカとピーターは2人で話し合うことになった。両親の話し合いを安心して遠くから見ていたスペンサーは、ベサニーのことをネットで検索し、ラドリー療養所のことも検索する。
”A”の襲撃
エミリーは水泳の練習をしているペイジのところに行き、トビーの家の爆破はガス漏れじゃないと教え、モナの仲間を聞き出す。その後、ペイジのロッカーにはねずみの死骸がいれられていた。
アリソンが帰った後、ハンナのところにエミリーがきて、ルーカスとメリッサがモナの仲間だと知らせる。アリソンが街をでることを内緒にしているハンナは、アリソンに知らせようとするエミリーを止めるが、電車のチケット情報を見られてしまう。エミリーはアリソンを止めるため彼女の家に向かう。家に戻ったアリソンだったが父とは会えず、電話で話すことになる。部屋に行き、街を出る支度をしたアリソンが1階に戻ると電気が消えていた。フードを被った人物に後ろから殴られ、巻いていたスカーフで首を絞められてしまう。もうだめかと思われた寸前に力を緩めるフードの人影。そこにエミリーが駆けつけもみ合うことになり、フードの人物は逃げていく。アリソンはこっそり街を出ていけなくなるからと、襲われたことを警察にも父にも言わないでほしいと頼む。エミリーは今日は街を出るのは辞めるように説得するのだった。
2人はエミリーの家に避難、連絡をもらったスペンサーとアリアが駆けつける。アリソンは暗くて誰だか分らなかったという。アリアはラドリー病院のエディがエズラにこっそり渡した絵を持ってきていた。ベサニーが入院中に書いたものだとされる絵だ。その時アリソンの携帯に、「街を出れば殺す」と”A”から警告があった。
トビーにケイレブの居場所をきいたハンナが彼に会いに行く。アリソンの取り巻きでいることが嫌で、彼女が街を出ることに協力したことを話す。そんなハンナの話しを分かるといい聞いてあげるケイレブだが、レーベンズウッドでのことは口を閉ざしたままだ。
籠の鳥が鳴くとき
次の日、家に帰るというヴェロニカに、喜ぶスペンサーだったが、ピーターが家を出ていくことに決まっただけだった。ピーターのウソは今回だけじゃないと言う。
ケイレブが戻ったことを知ったトラビスは、ハンナが最近上の空なこととその理由に気づき、別れるを切り出す。
スペンサーからラドリー療養所が、ボランティア職員を募集していると聞いたアリアは、そこでボランティアを始める。
車で出かけるアリソンとエミリーの元にタナー警部補がやってくる。シャナのことやフィラデルフィアにいたということを、アリソンとアリソンの父に聞きたいから署にくるように話す。そこに”A”からのメールがくる、「籠の鳥がなくときがきた」。
ベサニーの両親宛ての花束に、「心からお悔やみを」のメッセージカードをつけ、”A”とみられる人物が抱えていく・・・。
感想
Aに襲われた後、エミリーの家に集まってたが、トビーの家爆発のあおりで窓吹き飛んだままなんだが、君たちなぜエミリーの家に集まろうとする。よく見なくても、窓に布かぶせたままの簡単に見栄えだけなんとかしたような家だぞ。とりあえずみんなエミリー家にカンパしてやれ。そしてそんな損壊している家に泊まっちゃうアリソンと寝ないで起きとくエミリー・・・。2人とも一緒にいたいのは分かるが、ちゃんとした家に泊めてもらんだ。そういえばエミリーの母ちゃんのパムさん最近見てないんだが、家にいるよね?帰ってきてたよねこないだ、なぜかシーズン5に入って顔をみないんだが・・・。アリアの両親もまだ顔見せてないな。
毎回のことですが、ここぞというタイミングでメールを送ってくる”A”さんですが、今回はアリソンを襲ったのはだれかというのとは別に、ペイジのロッカーにネズミさんを入れたのは誰なのか気になるところですね。あれはモナの仲間がメリッサとルーカスだとエミリーに教えちゃった報復というところでしょうか。だとすると、ネズミを入れてたのはモナか、モナの近辺ってことかなあ。シドニーが今回出てこなかったけど、モナと通じてるからシドニーが仕込んでそうだな。
さて、スペンサーの父ピーターが潔白だと分かったようですが、未だにメリッサが何を言おうとしていたかは謎のまま?まだ引っ張るのか。スペンサーは父が潔白だと分かって安心したけど、やっぱり離婚しちゃう両親に心が苦しいですね;ハンナは三角関係+アリソンの取り巻きは嫌だと言う葛藤があって、いつもの元気いっぱいバカっぽいノリもなく寂しい・・・。やっぱり彼女はいつでもアホカワイイ娘で場をなごませてほしい~。そんなハンナやスペンサーとは逆に、エズラとの関係も良くなったアリアがラドリー病院に潜入ですね、次回はベサニー周辺で動きがあるのかな。